1.配信日時
日時 | 令和5年9月7日(木) 14:00 ~ 16:00 |
会議形態 | Cisco Webex Webinars 会議システム |
2.報告テーマ
発表テーマ1:「GXに向けたカーボンリサイクル政策について」
経済産業省資源エネルギー庁 資源・燃料部
燃料環境適合利用推進課 課長補佐
笹山 雅史 様
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2050年カーボンニュートラルの実現に向けて様々な取組が進められていますが、本年7月、資源エネルギー庁でもこうした取組を加速させる新たな体制が発足し、CCUS/カーボンリサイクルの政策を一元的に立案する燃料環境適合利用推進課(カーボンマネジメント課)を新たに設置しました。新体制の発足を前に、これまでの技術開発を中心にしてきたカーボンリサイクルについて、産業化に向けた課題も含めた『カーボンリサイクルロードマップ』を本年6月に策定しました。ロードマップでは、カーボンリサイクルの意義・定義を改めて位置づけ、CO2の排出者と利用者を連携させる産業間連携、新たな担い手の創出、国際展開についての課題を整理しています。
発表テーマ2:「酸素吹石炭ガス化とCO2分離回収を組み合わせた石炭由来のCO2フリー水素発電技術
~大崎クールジェンプロジェクト~」
大崎クールジェン株式会社
代表取締役社長
菊池 哲夫 様
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石炭火力はCO2排出量の多さから世界的に懸念される中、我が国ではエネルギーセキュリティの観点から重要なエネルギー源として、高効率化、低炭素化を進め効果的に利用する取り組みが進められてきた。中国電力と電源開発が共同で設立した大崎クールジェンでは、こうした取り組みの一環として、酸素吹石炭ガス化技術を使った革新的低炭素石炭火力を開発するプロジェクトを2012年度から着手。酸素吹IGCCを基盤技術として、CO2分離回収機能や高温型燃料電池を段階的に追設しながら実証試験を行い、2022年度には所期の目標を上回る成果を収めプロジェクトを終えた。このシステムは高効率で低炭素化を実現する一方で、石炭から水素を作り出し水素発電を行うものでもあり、将来のカーボンニュートラル、水素社会への貢献が強く期待されるものとなろう。今般、このプロジェクトの概要と全体を通しての成果及び、2023年度から着手する新たな取り組みについても述べることとする。
3.申し込み方法
申し込みは締め切りました。
4.連絡先
お知らせ
2019年9月より運営を変更しております。詳細は以下(リンク)のとおりです。
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