1.配信日時
日時 | 令和6年7月12日(金) 14:00 ~ 16:00 |
会議形態 | Cisco Webex Webinars 会議システム |
2.報告テーマ
報告テーマ1:「廃棄物・資源循環分野における脱炭素化の取組み」
一般財団法人 日本環境衛生センター 総局 資源循環部
西畑 俊太朗 様
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廃棄物分野からのGHG排出量は日本全体の3%程度だが、脱炭素化に向けた資源循環や廃棄物エネルギー利活用高度化といった取組みは他の産業の脱炭素化にも大きく貢献するポテンシャルを有している。廃棄物資源循環分野における脱炭素化に向けた検討として、環境省において、対策強度に応じた複数のシナリオの設定による2050年のGHG排出量の試算が行われ、「廃棄物・資源循環分野における2050年温室効果ガス排出実質ゼロに向けた中長期シナリオ(案)」が策定された。本講演では、環境省が実施している実証事業やグリーンイノベーション基金事業におけるカーボンニュートラル型炭素循環プラントの実現に向けたプロジェクト等について紹介する。
報告テーマ2:「地域バイオマスの利活用による清掃工場の持続可能な運用システム」
佐賀市 環境部 施設機能向上推進室 室長
田中 和之 様
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昨今、既存の一般廃棄物(ごみ)処理施設では、今後の人口減少やプラスチックごみの分別等の影響により、ごみの発熱量が減りエネルギー回収量も低下するなど、将来的な施設の安定運用が懸念されている。
佐賀市では、従来からの地域課題として、林業や製材業において発生するバーク(樹皮)や木くず、水稲農業でのもみ殻の処理、放置竹林の問題等があり、これら地域バイオマスの利活用が検討されてきた。
今般、環境省委託事業の採択を受け、これらの施設課題と地域課題を同時に解決する方策として、未利用バイオマスを清掃工場の燃料として活用することを実証し、加えて、施設の安定運用によって得られた熱エネルギーを園芸施設へ供給する実現可能性を調査して、施設の持続可能な運用システムの検討を行った。
3.申し込み方法
申し込みは締め切りました。
4.連絡先
お知らせ
2019年9月より運営を変更しております。詳細は以下(リンク)のとおりです。
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