1.配信日時
日時 | 令和5年2月10日(金) 14:00 ~ 15:30 |
会議形態 | Cisco Webex Events 会議システム |
2.報告テーマ
発表テーマ1:「原子力施設廃止措置へのデジタルトランスフォーメーション(DX)の適用に向けた海外の検討状況の概要」
一般財団法人エネルギー総合工学研究所
原子力技術センター 廃止措置チーム 部長
平井 輝幸
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IAEAによると、2020年の原子力発電能力の12%から25%が2030年までに廃止措置になると予測。これまでに、世界全体で合計203基の原子炉が廃止措置のために停止され、そのうち21基について廃止措置が完了している。廃止措置技術は既存のものでほぼ十分なものであるとされる一方、安全性向上、作業期間の短縮、コスト低減、被ばく線量や放射性廃棄物の低減、さらには人的リソースの確保といった課題の解決のため、各国や国際機関は、3Dモデリング、BIM、VRといったデジタル技術や、ドローンやロボットといった遠隔操作技術の適用について検討を進めている。ここでは、国際機関等が進めているデジタル技術の検討、さらにはデジタル技術をもちいたビジネスモデル等の変革(デジタルトランスフォーメーション)の検討に関する近年の動向について述べる。
発表テーマ2:「原子力施設の廃止措置へのデジタルトランスフォーメーション適用に係る勉強会(DD勉強会)の概要」
一般財団法人エネルギー総合工学研究所
原子力技術センター 廃止措置チーム 参事
田中 健一
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DD勉強会は,2021年度から,弊所の声がけで主ゼネコン各社の参加を得て実施してきた。2021年度にはIAEAが主導する”Digital Decommissioning(DD)”の計画の全体像及び実績について調査,取りまとめを行い,参加各社と共有を行なった。2022年度は,参加各社の意向と弊所の提案により,DDの要素技術調査と国産DD構築に関わる課題の抽出を行っている。ここではこれら2年間の勉強会の活動について紹介する。
3.申し込み方法
申し込みは締め切りました。
4.連絡先
お知らせ
2019年9月より運営を変更しております。詳細は以下(リンク)のとおりです。
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