1.配信日時
日時 | 2025年9月19日(金) 14:00
~ 16:00 |
会議形態 | Cisco Webex Webinars 会議システム
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2.報告テーマ
報告テーマ1:「液体水素ベースの社会像の提案」
株式会社日立製作所 エネルギーイノベーションセンター
和久田 毅 様
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水素はカーボンニュートラル社会の重要なキーコンポーネントであり、その輸送・貯蔵形態の一つとして液体水素がある。一方、極低温下で直流電気抵抗がゼロとなる超電導は、省エネやエネルギー効率改善に寄与し、持続可能な社会実現への期待が高い。液体水素と超電導は共に極低温を活用するため、高い親和性を持つ。COCN(産業競争力懇談会)にて2022年度から2023年度にかけて「水素・超電導コンプレックス」を推進テーマとして検討を行い、その後、具体化を目指して「水素・超電導経済研究会」を立ち上げた。本講演では、液体水素と超電導のシナジーを模索する検討結果とともに、液体水素が普及した社会の可能性について紹介する。
報告テーマ2:「磁気冷凍による液化水素製造の取り組み」
国立研究開発法人物質・材料研究機構 磁気冷凍システムグループ
沼澤 健則 様
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磁気冷凍は磁場によって誘起される磁性体の磁気熱量効果を利用した方式であり、原理的な冷凍効率が高いため、脱フロンの高まりから日本を始め欧米や中国、韓国等で熱心に研究開発が進められている。我々はこの方式を水素の液化に応用し、液化効率の大幅な向上を目指して研究開発を行っている。本講演では、現在進行中であるJST未来社会創造事業革新的水素液化技術のプロジェクトについて概要を説明し、いくつかの研究成果について紹介する。
報告テーマ3:「能代市水素ラボ構想について」
能代市 総合政策課 企業連携室長
鈴木 良治 様
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能代市は、JAXA能代ロケット実験場(以下、実験場)と連携した「水素ラボ構想」を推進しています。実験場周辺の広大な保安距離を確保できるエリアを活用し、液化水素関連の実証試験のほか、市がボイルオフガス再利用設備を整備し、企業・大学・研究機関の共同研究や実証フィールドを提供するとともに、宇宙・水素分野における人材育成やものづくり支援を目的とするインキュベーション拠点の創出を目指します。さらに水素関連の規制緩和「特区」の検討も行い、地域発の新産業創出と持続可能なまちづくりに挑戦しています。
3.申し込み方法
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4.連絡先
お知らせ
2019年9月より運営を変更しております。詳細は以下(リンク)のとおりです。
講演資料(PDF版)のダウンロード(賛助会員限定)
1週間前を目途に賛助会員様向けウェブサイト「エネルギー技術情報プラットフォ
ーム(ETIP)」へ講演資料(PDF版)を掲載いたします。
よろしくお願い申し上げます。