日時・会場

日時 平成28年5月27日(金) 14:00~16:00
会場 航空会館 5階 501・502会議室

地図を表示

報告テーマ

(1)藻類バイオ燃料について

株式会社 IHI
新事業推進部
次長
成清 勉 様

テーマ(1)について
 IHIはNEDOの支援のもと,連携企業と共に,微細藻類である高速増殖型ボツリオコッカスの有為な特性を使ってバイオ燃料を生産するプロセスを開発している。ラボ試験、100m2培養規模ベンチ試験を経て、2015年4月から鹿児島での1500m2培養規模パイロット試験を開始し、安定増殖に成功している。本講演では,微細藻類を利用したバイオ燃料開発の意義・世の中の動向,およびIHIグループの開発状況,今後の計画等を説明する。

(2)セルロースナノファイバーの展望 ~基礎・応用・課題~

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
機能化学研究部門
セルロース材料グループ
研究グループ長
遠藤 貴士 様

テーマ(2)について
 近年、植物系バイオマスから得られるセルロースナノファイバーが注目を集めています。この素材は軽量・高強度・高弾性・超微細・大表面積・チクソ性などの特徴を持ち、樹脂との複合化による高強度材料や機能性材料の開発が進められています。本講演では、産総研で進めている木質から直接に製造するリグノセルロースナノファイバーおよび樹脂複合化技術、製品化技術を中心に、セルロースナノファイバーの基盤的特徴や応用技術の概要、国内における研究開発動向、課題について解説します。

申し込み方法

申し込みは締め切りました。

月例研究会に戻る