(一財)エネルギー総合工学研究所は、2024年3月26日に(株)エネルギーフォーラムより
「カーボンニュートラル2050ビジョン」を発刊いたしました。
発売：2024年3月26日
編著：（一財）エネルギー総合工学研究所
発行：(株) エネルギーフォーラム
A5判／188ページ
定価1,980円（本体1,800円＋税10%）
ISBN 978-4885555428
「カーボンニュートラル2050ビジョン」出版に際して
エネ総研編著 「 カーボンニュートラル2050ビジョン」が3月26日に発売されました。
我が国が目指している2050年までのカーボンニュートラルの実現には、エネルギー利用の効率化、再エネ・原子力などの低炭素エネルギーへの移行、カーボンリサイクルやCO2回収・貯留技術の活用、水素・アンモニアなどのカーボンニュートラル燃料の導入など、技術革新に基づく脱炭素技術の社会実装を進めることが求められています。本書籍は、その全体像をご理解いただこうというものです。
本書籍は２部構成となっており、第１部「エネルギー中長期ビジョン～カーボンニュートラルに向けたシナリオと技術展望」は エネ総研が2023年12月にとりまとめたレポートを読みやすく要約したものです。
第２部「トランジションへの提言」は、中長期ビジョンの検討にご協力いただいた７名の有識者（横山明彦、坂田興、小野崎正樹、山形浩史、平沼光、金田武司、西山大輔）に、2030年を経て2050年までのトランジションに関する意見・提言を執筆いただいたものです。第１部、第２部合わせて、2050年カーボンニュートラル達成に向けたビジョン、すなわち認識すべきさまざまな視点、論点の全体像を提供することができたと考えています。
本書籍を多くの方に読んでいただくことにより、カーボンニュートラル向けた議論が深まり、ひいてはその達成に貢献することを期待しています。
（エネ総研 カーボンニュートラル技術センター 新エネルギーグループ部長 森山 亮）
