1.配信日時
日時 | 2025年1月24日(金) 14:00 ~ 16:00 |
会議形態 | Cisco Webex Webinars 会議システム |
2.報告テーマ
報告テーマ1:「廃止措置円滑化への取組み」
使用済燃料再処理・廃炉推進機構 理事
胡居 宏明 様
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福島第一発電所事故以降一気に廃炉プラントが増加し、今後2020年代半ば以降全国の廃炉作業が本格化していく中で、国内では廃止措置を完遂した商業用の原子力プラントがない。廃炉プロセスにおいては、長期に亘って資金を安定的に確保した上で、コストを抑えて効率的に進めていく必要があり、全国大での新たな体制整備が必要となった。このため、廃炉を円滑かつ着実に実施していくための組織として、今年4月にNuROが発足した。共通する知見・ノウハウを蓄積するとともに、必要な資金の確保・管理を行い、「総合的マネジメントの担い手」として、各事業者と連携して廃炉事業を進めていくNuROの今後の活動の方向性について紹介する。
報告テーマ2:「海外の原子炉廃止措置の現状とその実施組織の取り組みについて」
(一財)エネルギー総合工学研究所 原子力技術センター 廃止措置グループ 部長
平井 輝幸
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2022年9月時点で世界中で廃止している炉は203基。稼働している炉は433基あるが、そのうち7割弱(287基)が30年以上、3割(128基)が40年以上経過しており、IAEAによれば、2020 年の原子力発電容量の 12% から 25% が 2030 年までに廃止されると予想されている。このように廃止措置のニーズが高まる中、各国の廃止措置実施組織は、発生する廃棄物の処分や周辺地域の理解取得等といった課題を抱えつつも、廃止措置を効率的に進めるために様々な取り組みを実施している。本講演では、海外の廃止措置の制度や進捗状況について概説すると共に、廃止措置実施組織が実施している安全で効率的な廃止措置の遂行に向けた取り組みについて紹介する。
3.申し込み方法
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4.連絡先
お知らせ
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