1.配信日時
日時 | 令和6年12月24日(火) 14:00 ~ 16:00 |
会議形態 | Cisco Webex Webinars 会議システム |
2.報告テーマ
全体テーマ:ライフサイクル分析の概要と応用について
“ライフサイクル分析(LCA:Life Cycle Assessment)”
報告テーマ1:「ライフサイクルアセスメントに関する国内外の研究動向と今後の展望」
早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 教授
伊坪 徳宏 様
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1990年代から始まったライフサイクルアセスメント(LCA)研究は、いまや年間5,000件を超える論文が公開されており、あらゆる産業界において科学的なアプローチで環境影響を評価し、その情報を開示するためのツールとして定着しつつある。現在は、CFPやSCOPE3といった気候変動を対象にした製品や組織を対象としたバリューチェーンを網羅した分析が注目されるが、今後は自然や生物多様性、サーキュラーエコノミー、社会影響、将来評価など様々な方向へ発展、拡張するものと期待される。本講演では、国内外におけるLCAの利用動向と今後の展望について、経営、政策、研究の視点から紹介する。
報告テーマ2:「資生堂におけるLCAの活用と課題」
株式会社資生堂 経営革新本部 サステナビリティ戦略推進部 シニアスペシャリスト
大橋 憲司 様
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ESPR/DPP(*1)やCSRD(*2)など欧州ではLCAを活用した情報開示(環境フットプリント)に関わる規制が整えられつつあります。また、ISSB(*3)やTNFD(*4)といった非財務情報開示において、定量的な影響評価の結果が求められてきています。製品のライフサイクルCO2が中心であったLCAから、企業・組織を対象とした水資源や生物多様性など幅広い影響領域を考慮したLCAへと活用を広げることによる開示要請への対応についてご紹介します。
(*1)エコデザイン規制/デジタルプロダクトパスポート
(*2)企業サステナビリティ報告指令
(*3)国際サスティナビリティ委員会
(*4)自然関連財務情報開示タスクフォース
3.申し込み方法
申し込みは締め切りました。
4.連絡先
お知らせ
2019年9月より運営を変更しております。詳細は以下(リンク)のとおりです。
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