​​​​​​​  この度、エネ総研では、カーボンニュートラルという世界共通の長期目標や、2020年10月のカーボンニュートラル宣言、および2021年に閣議決定された第6次エネルギー基本計画といった国内外のエネルギー政策の大きな変化と、その間の技術進展を踏まえた『IAEエネルギー中長期ビジョン~カーボンニュートラルに向けたシナリオと技術展望~』(以下、本ビジョン)を作成し、そのエグゼクティブサマリーを公開しました。

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本ビジョンではエネ総研が保有するエネルギーモデル(TIMES-Japan)を用いたシナリオ分析により、2030年を経て2050年までの中長期的なエネルギー構成の試算を行い、新技術導入の必要性を定量的に示した「シナリオ分析」とシナリオ分析で抽出された技術開発項目について、より詳細に現状と課題を整理した「技術展望」の大きく2つのパートで構成されており、約100頁のフルレポートも年内に賛助会員専用ページに公開予定です。
エネ総研では、本ビジョンで整理した技術課題に関する調査研究等を着実に実施していくとともに、それを通じ国や民間等への提言・提案、情報発信等の取り組みを行っていく所存です。