目次
1.日時・会場
日時 | 平成30年12月14日(金) 14:00~16:00 |
会場 | 航空会館 5階 501・502会議室 |
2.報告テーマ
(1)水素燃料電池システムの船舶分野への適用と技術課題
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
海上技術安全研究所
環境・動力系
系長
平田 宏一 様
テーマ(1)について |
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将来のクリーンエネルギー源として,利用時に二酸化炭素を排出しない水素エネルギーが期待されている。このような背景のもと,海上技術安全研究所では,国土交通省からの請負研究として「水素燃料電池船の安全ガイドライン」を策定するための調査研究を進めてきた。本研究においては,燃料電池が船舶特有の環境に耐えられることを調べるための基礎試験や水素漏洩時の安全対策を検討するための陸上試験,さらに水素燃料電池船の安全性を検証するための実船試験を実施した。本講では,これらの試験結果の一部について紹介し,水素燃料電池システムを船舶分野に適用する際の技術課題について検討する。 |
(2)北欧からのCO2フリー水素サプライチェーン分析 -Hyperプロジェクト
一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部
副部長
石本 祐樹
テーマ(2)について |
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当研究所が参加するHyperプロジェクトは、ノルウェーの豊富な天然ガス及び再生可能エネルギーを組み合わせたCCSを備えた水素製造・液化の統合プラントに関する研究プロジェクトである。プロジェクトは、要素技術研究、システム研究、さらに欧州および日本市場向けのサプライチェーン分析から構成される。サプライチェーン分析では、日産500tの液化水素を製造するHyperプラントからの欧州向け、日本向けの長距離海上輸送を想定した。講演では、当研究所が担当するサプライチェーン分析の結果を中心に報告を行う。 |
3.申し込み方法
申し込みは締め切りました。