1.日時・会場

日時 平成29年12月15日(金) 15:00~19:30
(通常と異なりますのでご注意ください。)
会場 航空会館((東京都港区新橋1-18-1 TEL 03(3501)1272(代))
講演会(15:00~17:00) 5階 501・502会議室
懇親会(17:15~19:30) 8階 801会議室

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2.講演会(15:00~17:00)

●報告テーマ

(1)The Road to the Hydrogen Economy
– Opportunities, Challenges and Success Stories in NRW / Germany
水素経済への道 – ドイツ・NRW州でいかに機会を活用し、挑戦に臨み
サクセスストーリーを作るか (※日本語でご講演予定)

株式会社 エヌ・アール・ダブリュージャパン
代表取締役社長
ゲオルグ・K・ロエル 様

テーマ(1)について
 人口、GDPでドイツ最大の州、ノルトライン・ヴェストファーレン州(NRW州)は、エネルギー開発と転換に長い伝統を持つ。州政府は、化石燃料から再生可能エネルギーへの移行(エネルギー・ターンアラウンド)を促進するため、Fuel Cell and Hydrogen, Electric Mobility Network NRW(燃料電池・水素、電気自動車ネットワーク NRW)を設立した。ネットワークは、関連する全てのプレーヤーが集まり、水素経済のドイツ・NRW州での実施の方向に導くプラットフォームを提供し、企業や研究機関が産学連携で知識移転をより効率に強化できるために幅広い活動をしている。
主要な活動は、様々な協力プロジェクトの企画・支援だが、最近活動の焦点は研究開発のサポートからテストと市場導入の準備へシフトしている。NRW州は、Power-to-x、水素インフラ、燃料電池車(バス・列車)、固定型燃料電池など、さまざまな分野で水素・燃料電池の導入を進めて来た。

(2)開発輸入水素の国富流出に関する影響評価

一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部
参事
笹倉 正晴

テーマ(2)について
  開発輸入水素チェーンの国富流出に関する影響をLNGチェーンと比較評価した。水素チェーンのキャリアは、詳細FS結果が公表されている豪州褐炭由来のCO2フリー液化水素チェーンを取り挙げた。輸入熱量を同じとした場合、LNGに比べ水素は輸入額が大幅に増えるが、期待される開発輸入水素チェーンの実現により海外流出額は同程度であり、輸入額が増える分国内還流金額が増え、新規産業創出、雇用拡大に貢献し得る結果となった。LNGは成熟したチェーンであり水素チェーンは将来構想であること、また検討結果は前提条件等によって変わることから、あくまで参考である。
(以上、IAE主催の自主研究会「シナリオ研(略称)」にて実施)

3.懇親会(17:15~19:30)

日時 平成29年12月15日(金) 17:15~19:30
会場 航空会館 8階 801会議室
参加費 賛助会員  様 無料
非賛助会員 様 有料(御一人様 1,000円)

4.申し込み方法

申し込みは締め切りました。

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