日時・会場

日時 平成29年2月24日(金) 14:00~16:00
会場 航空会館 5階 501・502会議室

地図を表示

報告テーマ

(1)水素社会への道とSIP「エネルギーキャリア」

SIP『エネルギーキャリア』 サブ プログラムディレクター
住友化学株式会社 主幹
塩沢 文朗 様

テーマ(1)について
 日本が直面しているエネルギー・環境制約は、「水素社会」の実現によって克服できる可能性がある。講演では、「水素社会」を実現するための要件と、現在、考えられている「水素社会」の実現に至るシナリオを示す。また、その実現において重要な役割を果たすことが期待されている「エネルギーキャリア」について解説するとともに、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「エネルギーキャリア」において進められている取組みと、同プログラムでこれまでに得られた重要な成果について紹介する。

(2)世界と日本のエネルギーシステムにおける水素技術導入の意義

一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部
主管研究員
石本 祐樹

テーマ(2)について
 2016年11月にパリ協定が発効し、再生可能エネルギーや水素エネルギーシステムなど低炭素化に貢献する技術やエネルギーシステムに関心が高まっている。こうした外部環境や技術そのものの内部条件の下、水素が社会に導入・普及するためには、様々なステークホルダが水素利用の意義を認める必要がある。本講演では、エネルギーモデルを用いてエネルギー需給システムにおける水素利用を分析し、その結果を用いて世界や日本における水素利用の意義を示す定量的な指標を導出し、考察した結果について報告する。

申し込み方法

申し込みは締め切りました。

月例研究会に戻る