日時・会場

日時 平成28年12月16日(金) 14:00~16:00
会場 航空会館 5階 501・502会議室

地図を表示

報告テーマ

(1)第4次産業革命とサイバーセキュリティを巡る課題

一般財団法人 日本情報経済社会推進協会
常務理事・インターネットトラストセンター長
山内 徹 様

テーマ(1)について
 IoT、ビッグデータ及び人工知能をキーワードとする第4次産業革命への取組みは、国家の競争力を左右する。他方、複雑化する国際社会を背景に、重要インフラ、とりわけ制御システムへのサイバー攻撃は、エネルギー産業にとっても大きな脅威となっている。このため、標的型攻撃であるなりすましメールへの対策を含めて、ITの利活用とセキュリティに関する事例を紹介するとともに、インターネット上の情報の信頼性(トラスト)の概念を明らかにしつつ、個人、法人、モノの実在性確認と属性証明に必要なJCAN証明書及び「サイバー法人台帳ROBINS」の概要を説明する。

(2)デジタル化は電気事業に変革をもたらすか?
~海外・日本における取り組みと課題~

東京電力ホールディングス株式会社
技術・環境戦略ユニット技術統括室長 兼
経営企画ユニット企画室(技術担当)
北島 尚史 様

テーマ(2)について
  欧米をはじめとする世界の電気事業は、地球温暖化への対応、再生可能エネルギーや分散型電源の導入、電力自由化など、取り巻く環境が劇的に変化しつつある。そうした状況に対応し、電気事業を変革していくためのキーワードとして、IoTなどの先端技術を適用する「デジタル化」がクローズアップされている。
 本講演では、「デジタル化」により実現が期待される電力ネットワークの高度化・効率化、また小売分野での新たなビジネスモデルなどについて、国内外における最新の検討動向や課題等を解説する。

申し込み方法

申し込みは締め切りました。

月例研究会に戻る