日時・会場

日時 平成26年8月29日 14:00~16:00
会場 航空会館 5階 501・502会議室

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報告テーマ

(1) 中長期リスク要因を考慮したエネルギーシステムのあり方

(一財)エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部
主管研究員
都筑 和泰

テーマ(1)について
 エネルギー総合工学研究所は、東日本大震災以降、今後のエネルギー需給構造のあり方についての検討を継続して実施し、シンポジウムやパブリックコメントなどを通して情報発信を行ってきた。ここでは、それらの検討結果を踏まえつつ、日本のエネルギー構成を考えるにあたって考慮すべき中長期リスク要因について改めて整理を行った。その中で、気候変動問題は、その対策に本気で取り組むかどうかがエネルギー政策のあり方に大きな影響与えうる一方、必ずしも国内で重要視されていないという状況であることを示し、その上で、その他のリスク対応についても考慮しつつ、日本の中長期エネルギーシステムのあり方検討にあたっての考え方を示した。

(2) 微細藻類バイオ燃料について

(一財)エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部
主管研究員
松井 徹

テーマ(2)について
  トウモロコシ,サトウキビ等可食系を原料とする第一世代バイオマス、セルロース系の非可食原料の第二世代バイオマスに次ぐ、第三世代バイオマスとして、微細藻類が近年注目を集めている。微細藻類には、単位土地面積当たりの収率が高い,脂質の蓄積能力が高い等の特徴があり、将来のバイオ燃料として期待されている。現時点では藻類の生産技術等に課題があり、実用には時間を要すると見られているが、その高いポテンシャルに着目し各国で研究開発が盛んに行われている。
本報告においては、各国の微細藻類に対する取り組み・施策、技術開発の動向、近年行われている大規模なデモンストレーションの状況等について紹介する。

申し込み方法

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エネルギー技術情報センター 高部  TEL:03(6367)0239/FAX:03(3501)8021

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なお、会場の都合上、満席になり次第受付を締切らせて頂く場合がありますが、いずれにしましても後日当方より返信のメール又は電話にてご連絡させて頂きますのでどうかご了承ください。

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