(2009.07.07)
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表1 放射線の量と急性の放射線影響
参考値)1ミリシーベルト:一般公衆の線量限度(年間)(医療は除く) 参考:緊急被ばく医療REMnet>9 放射線とその影響 |
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放射線が人体に当たる場合、人体に吸収されるエネルギー[吸収線量(単位:Gy、グレイ)]が同じでも、放射線の種類、当たり方により人体への影響が異なります。人体への影響を評価する場合には、吸収線量に放射線の種類等の補正を行った[実効線量(単位:Sv、シーベルト)]が用いられています。
人体に当たる放射線が同じ量、同じ種類、同じ当たり方であれば、人体への影響は同じになります。 放射線を受けた場合の人体への影響には、受けた人の身体的影響(直ぐに影響が現れる急性障害や、長い時間を経過して現れる晩発性障害など)だけでなく、子孫にも影響する遺伝的影響があります。 また、比較的強い放射線量で現れる確定(非確率)的影響や、比較的弱い放射線量でも現れる確率的影響などがあります。 なお、日本では一般公衆が浴びる人工放射線量の限度を1年間に1ミリシーベルトとしており、原子力発電所(軽水炉)周辺の線量は年間0.05ミリシーベルトを目標値としています。 |
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