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新型熱交換器(AIHX)に関する技術開発
平成14年度 審査委員会評価
 
実施者: 大阪大学、三菱重工業(株)

【総合評価】
H15年度においては、計画通り技術開発を継続することが適当である。ただし下記の委員の参考コメントを考慮・検討し、H15年度末にはその説明をすべきである。
 
【参考コメント】
(1) AIHXに限らず、「液体金属」についての伝熱特性を取得する点で期待できる。酸素などの不純物の影響については、伝熱特性よりもむしろ材料腐食への影響が大きいと考えられるので、本試験装置においても、そのような面での情報が得られることを期待する。グローブボックスのエアリークなどについては、実験データの信頼性にも関わるので、酸素濃度の制御と測定が必要である。
(2) Na冷却材側へのPbBi漏洩の検出を熱交換器のレベル変化で検出するのは感度の観点から早期検出の困難が予想される。早期検出の代替方法が無いか追加検討を望む。良い方法があれば当初仕様を変更して試験計画を再検討することも望む。
(3) 熱交換器での漏洩時に一次系を汚すような設計は止めるべきである。それではナトリウム水反応を避ける意味がなくなる。
(4) Na-PbBiの中間化合物を除去するシステムの信頼性が課題に思える。気泡ポンプの特性についても課題がある。
(5) PbBiを用いることによる物量増加に対するコスト低減の努力とともに、より実用化可能性の検討に力を注いで欲しい。とくに安全性とコストとのバランスのとれたプラント概念の創出に向けたより一層の努力が必要と考える。
(6) AIHXは2次系を大幅に削減できることから建設費・保守費を大幅に低減できる可能性を持つ。平成15年度にAIHXの機器概念を実機プラントに適用した場合の概念について経済性を総合評価することとしているが、計画通り進めることを望む。
(7) 研究成果を公共財産となるように査読付の論文や報告書として積極的に発表すること。
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