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【総合評価】 |
平成14年度においては、次の点で計画を見直すことを条件に技術開発を継続することが適当である。 |
(1) |
エアリフト、電磁ポンプの使用を含め、AIHXの実設計が成立するためのクリティカルな技術課題を再整理した上で、その対応策検討、実験等を含む今後の開発計画を作成するべきである。 |
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【参考コメント】
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(1) |
研究報告の内容が、AIHXの実現のための核心的課題に対する挑戦結果とは言えず散漫である。設計をつめ、critical
issueを摘出し、それをアタックすると云う基本が出来ていないのではないか。計画の練り直しが必要と思われる。 |
(2) |
今後は材料面についてもデータを入手して評価を行うことが望ましい。 |
(3) |
鉛-ビスマス媒体におけるエアリフト効果を理論的に解明し、AIHX中でエアリフトを用いるコンセプトに関する成立性ないしは実現可能性を早急に検討してからハードの実験を行うべきと考える。アイディア倒れになることを心配する。 |
(4) |
鉛-ビスマスの伝熱特性の取得には期待する。但し、300度以下の低温領域よりも、それより高い温度領域の伝熱特性の取得や、腐食問題の解決の方が重要であり、技術革新につながるのではないか。 |
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