(財)エネルギー総合工学研究所では、経済産業省の委託を受け、平成15年度から「原子力システム研究開発シーズ調査」事業を開始する予定です。
本調査事業は、次世代の新型炉や核燃料サイクル等に関し、経済産業省として提案公募制度をはじめとした実用化に向けて支援を行っていくべき有望かつ革新的な技術開発テーマを発掘するため、民間における研究開発シーズを調査することを目的とするものです。
調査手法としては、民間企業、研究機関、大学等を対象にした公募によって調査対象テーマを募集し、当該技術開発テーマの有望性、革新性などについて評価を行う予定です。
特に、平成15年度に経済産業省の提案公募への申請を検討されている方は、6月頃に予定しています本調査の公募に応募していただきたく、ここにお知らせいたします。
提案公募の審査は経済産業省が行うことになりますが、その際、「原子力システム研究開発シーズ調査」の調査結果が基礎資料として参考にされる予定です。
なお、平成15年度の本事業の実施につきましては、契約等の正式手続きの状況により内容が変更されることもありますのでご承知ください。
《研究開発シーズの公募要件について》
研究開発シーズ(技術開発テーマ)の対象分野、技術開発の期間や経費、応募の際の提出書類、など公募の要件(公募要領)は、経済産業省が公募する「平成15年度の革新的実用原子力技術開発費補助金」の提案公募と同様のものを予定しています。(平成14年度の革新的実用原子力技術開発提案公募と基本的に同様です。)
研究開発シーズ(技術開発テーマ)の調査は、公募要領に合致する提案(応募テーマ)を対象に、外部の有識者などからなる調査委員会を当研究所内に設置して、提案書類の内容について調査、必要により提案者からのヒアリングの実施等のプロセスによって行う予定です。
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財団法人 エネルギー総合工学研究所
原子力システム研究開発シーズ調査 事務局
(担当:曽ヶ端、松下、楠野) |
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関連情報:平成15年度革新的実用原子力技術開発費補助金の改正について
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