A. |
研究開発テーマの妥当性・意義 |
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本技術開発は実用性のある革新的な成果を創造する実施意義のある技術開発であると認められる。 |
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高燃焼度燃料の取扱いを向上する上で意義ある研究である。 |
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今後の原子力の展開により重要となりうる技術開発である。 |
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5%を超える濃縮度を現行の核燃料施設等の大幅な設備変更を伴わずに実用化することに取り組むものであり、臨界実験技術、GB因子等の基盤の充実といった観点も含め、実施意義の極めて高いテーマである。 |
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この研究を通じて、実用化のための燃料製造等の道筋を示してほしい。 |
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▲Top |
B. |
研究開発目標、計画の妥当性 |
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(1) |
研究開発目標の革新性の観点からの妥当性
(非該当) |
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(2) |
研究開発目標の実用化の観点からの妥当性
研究開発目標は、実用化の観点からの要求水準を概ね満足していたと認められる。 |
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バックエンド施設の検討が含まれていないが、本研究の成果はバックエンド施設の検討にも資することが出来る水準にあると考えられる。 |
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核特性評価、臨界性評価コードの信頼性確認については、実用化の観点から水準を概ね満足している。 |
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(3) |
研究開発計画の妥当性
研究開発計画は概ね妥当であったと認められる。 |
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実用化に向けて重要となる「クレジット妥当性評価」の成果取得時期をより早めることが望ましい。 |
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予算の過不足が不明である。 |
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(4) |
研究開発計画の柔軟性
計画の見直しは概ね適切に行われていると認められる。 |
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述べられている計画の修正は合理的なものと考えられる。 |
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KUCAの汚染対策、エルビア吸収材の局在による非均質効果への対策が講じられている。 |
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▲Top |
C. |
研究開発実施者の事業体制、運用の妥当性 |
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事業体制・運用は概ね適切に行われたと認められる。 |
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D. |
計画と比較した達成度、成果の意義 |
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(1) |
計画と比較した目標の達成度
当初の計画目標は概ね達成したと認められる。 |
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より一般的な適用が期待されるGB因子の理論構築に取り組んでいる。 |
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(2) |
実用要素技術としての成果の意義
計画実施初期の段階のため判断材料に欠けるが、実用要素技術としての成果は概ね妥当であると認められる。 |
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バックエンド(再処理、放射性廃棄物処分)への影響を評価しておくこと。 |
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5wt%を超える燃料の利用に当たっては、照射試験を含めて多くの試験が必要であり、将来的には不透明である。 |
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(3) |
その他特筆すべき成果、副次的効果 |
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予定通り進行しているので、成果は、今後適切に公表されるものと期待される。 |
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▲Top |
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