A. |
研究開発テーマの妥当性・意義 |
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炉心出力密度の向上により、経済性を高める技術として開発の意義は大きい。 |
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ABWRの出力アップグレードとしても適用するのか? |
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既存の技術体系で25%出力アップが実現可能であることを示した点は評価できる。 |
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課題として、起動後に出力漸増時の発振、これは今回同定されたということで良しとすべきであろう。 |
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▲Top |
B. |
研究開発目標、計画の妥当性 |
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(1) |
研究開発目標の革新性の観点からの妥当性
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他に類を見ない独創性は無いが、研究開発目標は国際的研究水準に照らして妥当と判断出来る。 |
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平均的な研究水準である。 |
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(2) |
研究開発目標の実用化の観点からの妥当性
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概ね適切である。 |
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10年以内に実機実用化を目指すのであれば、炉設計に関連しタービン系との技術的整合性をしっかり確認し、実現性を確かなものにできる様今後の取り組みが必要ではないか? |
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(3) |
研究開発計画の妥当性
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概ね妥当である。 |
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▲Top |
C. |
研究開発実施者の事業体制、運用の妥当性 |
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適切である。 |
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▲Top |
D. |
計画と比較した達成度、成果の意義 |
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(1) |
計画と比較した目標の達成度
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25%出力向上の見通しは得られているが、確たるものではない。 |
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24ヶ月運転の可能性は低減されないのか? |
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目標とする2015年までの実用化については不明確であるが、概ね達成された。 |
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(2) |
実用要素技術としての成果の意義
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燃料被覆管の健全性についても十分配慮すること。 |
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現行炉の出力拡大への波及効果についても積極的に進めること。 |
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基礎研究として実施した意義は大きいと考えられるが、実践開発に貢献する点では十分とは言えない。 |
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振動下沸騰遷移抑制余裕時間監視法は、実際にはどのように設けるのか? |
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実用化に当っては、炉内環境下での構造健全性、照射挙動に関する課題があるが、実用要素技術として概ね妥当である。 |
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(3) |
その他特筆すべき成果、副次的効果
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学会での口頭発表が数多くなされた。 |
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成果は公表され、人材育成の効果もある。 |
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▲Top |
E. |
成果の実用化、事業化可能性 |
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次期ABWR改良版として期待出来るところは大きい。 |
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10年以内の実用化については不明確な部分もある。 |
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沸騰遷移抑制余裕時間監視法については、今後規制に適合できるよう検討していく必要がある。 |
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▲Top |
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