| A. |
研究開発テーマの妥当性・意義 |
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我が国の核燃料サイクルの経済性向上に貢献する実施意義の大きい技術開発フィージビリティスタディであると認められる。 |
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再処理工場の分析作業に役立つ技術であり、開発の意義は大きく、実用化の基礎となる高い成果を出したものと評価できる。 |
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ユーザーとの連携を強めた形で次のステップへ進めることを期待する。 |
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発生する放射性廃棄物の分別、処理及び低減をも考慮したシステムが望ましい。 |
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マイクロチップのイメージからは遠いサイズであるが、分析試料の少量化によって、廃液の減容を目指している。目標とする分析の対象（U、Pu）、精度（10%）は限定的である。少量化、迅速化を目指すことは妥当であるが、そのことによって精度と信頼性が落ちることがあってはならない。少なくとも従来の方法による精度と信頼性が確保されることを示す必要がある。 |
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▲Top |
| B. |
研究開発目標、計画の妥当性 |
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（1） |
研究開発目標の革新性の観点からの妥当性
研究開発目標は国際的水準であり、革新的であると認められる。 |
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廃液の減容というメリットはあるが、分析の対象と精度が限定的であった。 |
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（2） |
研究開発目標の実用化の観点からの妥当性
研究開発目標は実用化の可能性が概ね確保できる水準であると認められる。 |
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基礎的な研究に留まっており、実用化にはまだ課題が多くある。 |
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今後、実証試験を行えば、実用化可能性が十分見通せるものになるであろう。 |
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目標が限定的であるので、実用化可能性は不明である。 |
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（3） |
研究開発計画の妥当性
目標達成のためのスケジュール、検討課題、予算等の計画は概ね妥当であった。 |
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▲Top |
| C. |
研究開発実施者の事業体制、運営の妥当性 |
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目標を達成する上で必要な事業体制・運用は適切に行われたと認められる。 |
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| D. |
計画と比較した達成度、成果の意義 |
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（1） |
計画と比較した目標の達成度
計画の成果目標水準が達成されたと認められる。 |
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再処理工場における分析業務の中心であるU、Pu、pH分析作業を大幅に合理化、迅速化でき、かつ分析廃液発生量を飛躍的に低減できる技術として、極めて実用化の意義は大きい。基本特性は今回のFSで概ね把握できたので、次段階の開発に進めることを推奨する。 |
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今回、本技術の適用をU、Pu、pH分析に焦点を絞ったのは極めて妥当なアプローチであり、とりあえずその範囲での本格実用化を目指すことが重要であるが、それらの達成の目途がついた段階で、他の（定型化された）分析工程への適用性拡大の検討も行われることが望まれる。 |
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現行技術との比較評価のうえで、幅広く実用化を目指した開発を継続するべきである。 |
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これまでは装置の小型化に関する要素的な試験が行われているが、これらを組み合わせた場合の性能は確認されていないように思われる。 |
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（2） |
要素技術としての成果の意義
実用技術体系へ適用する要素技術としてのフィージビリティが確認できたと認められる。 |
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要素技術の研究としての意義は大きい。 |
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応用的な技術であるが、再処理プロセス分析という新規分野に適用した意義は高い。 |
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（3） |
その他特筆すべき成果
口頭発表が行われ、波及的な成果を得ることが期待される。 |
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成果のジャーナルへの公表を期待する。 |
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▲Top |
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>> 平成15年度
審査委員会評価 |
