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新規プログラム  NEW!
ISO 14001:2015への移行のため、組織が何をするべきかを明確に理解して、移行に向けた具体的な計画を立案し、移行作業に着手するために十分な知識を習得するための研修です。
ISO 50001 EnMSの要素も加えながら有効なEMSの構築・運用のための要点をご説明していきます。
この研修コースは、ISO 14001:2015(国際規格)に対応しています。

プログラム内容研修の目的と概要

プログラム内容

時間 学習内容 備考
9:30~10:00 セッション1
ISO 14001 :2015改定の経緯及び目指すもの

  • ISO 14001:2015の検討の経緯及び今回の改定で目指すものについてご紹介致します。
講義
10:00~10:40 セッション2
ISOマネジメントシステム共通構造(AnnexSL)の理解

  • ISO 14001:2015, ISO 9001:2015の改定において新しく取り入れられたマネジメントシステムの共通構造(AnnexSL)について理解を深めます。
講義
10:40~10:50 休憩
10:50~11:50 セッション3
IS014001 :2015要求事項の変更点

  • ISO 14001:2015の要求事項について、2004年版との相違に焦点をあて、具体的な対応事例とともにご紹介します。
    このセッションでは、ISO14001の要求事項の変更に加えて、ISO50001への適合性の実証のために追加で、対応が必要な要素についてもご紹介致します。
講義
11:50~12:50 昼食
12:50~14:50 セッション3
ISO 14001 :2015要求事項の変更点(続き)
講義
14:50~15:00 休憩
15:00~16:10 セッション4
EMS計画策定プロセスの理解

  • 改定版EMS規格の最大の特徴である“ライフサイクルの視点の明確化”、“リスク及び機会の特定”によってEMS計画策定プロセスがどのように変わるのか?演習を通して理解を深めていきます。
演習・解説
16:10~16:30 セッション5
ISO 14001 :2015発行の予定及び移行スケジュール

  • ISO 14001:2015発行までの最新スケジュール及び最新の移行スケジュールについてご紹介致します。
講義
16:30~17:00 質疑応答 質疑応答
※ 午前中及び午後に適宜休憩をはさみます。
※ 都合により、プログラムは予告なく変更となる場合がございますので予めご了承ください。

研修コースの目的

ISO 14001:2015への移行のために、組織が何をしなければならないか明確に理解し、移行に向けた具体的な計画を立案し、組織において移行作業に着手するために十分な知識を習得してもらうことを目的としています。

研修コースの概要

DIS(国際規格原案)の段階では、少し分かりにくい印象のあった”著しい環境側面”、”順守義務”と”リスクおよび機会”の関係について、FDIS(国際規格最終原案)では整理され、組織において取り組みやすいものとなりました。

・ISO 14001 :2015改定によって何が変わるのか?
・ISO 14001 :2015年版への移行のために何をすればよいのか?

を具体的にご説明致します。

また、ISO 14001:2015の改定により、ISO 50001エネルギーマネジメントシステムとの親和性が一層向上しています。貴社環境マネジメントシステムの2015年版改定対応において、ほんの少しの追加でISO 50001エネルギーマネジメントシステムへの適合を示すことができます。ISO 14001改定対応を契機に、ISO 50001への適合性も示すことができるよう、ISO14001:2015改定対応のポイントにISO 50001の要素も加えてご紹介致します。

この研修におけるISO 14001とISO 50001の説明にかける時間の比率は、9対1程度です。ISO14001:2015への移行に関する知識のみを必要とするお客様にとってもその目的を十分に達成できる内容となっています。

  • 2011年6月の規格発行以来、ISO 50001の導入から実践まで研修を34回開催してまいりましたが、平成27年度に予定されているISO 14001 および ISO 90001の改定を契機に短時間で必要な知識を習得できるよう2015年4月より研修プログラムを一新致しました。