MENU

外部発表(平成20年度)

外部発表(平成20年度)

講演1(H20.04-12) 講演2(H21.01-03) 論文寄稿その他

講演1(H20.04-12)

Cool Earth - エネルギー革新技術計画の概要と水素関連技術

発表者 坂田 興
発表先 水素エネルギー協会
時期 平成20年5月8日
概要 Cool Earth - エネルギー革新技術計画策定の経緯と意義、および革新技術計画の中の水素エネルギー関連技術につき紹介し、今後の技術開発の方向性に関して議論する。

R&D of the Next Generation Safety Analysis Methods for Fast Reactors with New Computational Science and Technology
(1) Introduction of the Project and Development of Structural Mechanics Module

発表者 白川 典幸
発表先 16th International Conference on Nuclear Engineering (ICONE16)
時期 平成20年5月13日
概要 文部科学省の委託事業として「新技術を活用した高速炉の次世代安全解析手法に関する研究開発」を、東京大学を代表機関とし、(財)原子力発電技術機構、日本システム(株)、九州大学、豊橋技術科学大学、(独)日本原子力研究開発機構が連携して進めている。この事業において、ナトリウム冷却高速炉の炉心崩壊事故時における熱流動・相変化・構造挙動等の複合現象をMPS(Moving Particle Semi-implicit)法を用いて解析するコードCOMPASSを開発している。本発表では、事業の全体概要及びCOMPASSコードの概要を述べる。

再生可能エネルギーの開発・導入状況と今後の見通し

発表者 高倉 毅
発表先 (社)火力原子力発電技術協会関西支部
時期 平成20年5月16日
概要 再生可能エネルギーの定義、「新エネルギー」との違い、最新動向、主要再生可能エネルギーの開発・導入状況と今後の見通し、および、エネルギー技術戦略における再生可能エネルギーの位置づけなどを解説。

国内外風力発電における電力供給パスのコスト比較

発表者 渡部 朝史
発表先 第27回エネルギー・資源学会研究発表会
時期 平成20年6月5日~6日
概要 我が国は、長年に亘る原子力発電への取組みや、近年における再生可能エネルギー普及への取組みを行なわれてはいるものの、依然として、化石燃料への依存が高い状態となっている。このようなエネルギー需給構造は、今後予想される資源制約ならびに環境制約により大きなリスクを内在する。そのため温室効果ガスの排出量がなく(または少なく)、一定の供給量を確保できる資源を、安定的に輸入または生産する社会システムを構築することは、我が国の将来において大変重要である。
そこで本稿では、我が国のエネルギー需給の選択肢の拡大のため、気象条件に恵まれた海外の地域で得られた風力発電によるエネルギーを我が国へ輸入する可能性について、そのシステム概念を構築し、国内陸上風力発電等との発電コストを比較して、検討を行なった。

日本における低炭素水素革新技術のトピックス

発表者 坂田 興
発表先 World Hydrogen Energy Conference 17(世界水素エネルギー会議)
時期 平成20年6月16日
概要 NEDO水素安全利用等基盤技術開発事業においてエネルギー総合工学研究所が実施した「水素革新技術の研究」の事業概要、および低炭素技術である「(1)発酵法による水素生産、(2)太陽光を用いる光触媒利用の水素製造、(3)磁気冷凍」に関して紹介する。あわせて、Cool Earth革新技術計画等の日本の施策動向に関しても概要を紹介する。

Cool Earth-エネルギー革新技術計画の概要と水素関連技術

発表者 坂田 興
発表先 原子力水素研究会・エネルギー高度利用研究会
時期 平成20年6月27日
概要 Cool Earth―エネルギー革新技術計画策定の経緯と意義、および革新技術計画の中の水素エネルギー関連技術につき紹介し、今後の技術開発の方向性に関して議論する。水素エネルギーシステム導入による炭酸ガス削減効果の検討材料として、国際エネルギー機関(IEA)の報告書「Prospects for Hydrogen Energy」(2005年12月)およびEUの報告書「World Energy Technology Outlook-2050」(2007年1月)の概要を紹介した。

MATCHプロジェクトと長期シナリオ

発表者 黒沢 厚志
発表先 気候変動に関する中長期戦略国際会議
(主催:経済産業省、東京大学(先端科学技術研究センター))
場所:東京大学先端科学技術センター コンベンションホール
時期 平成20年6月30日~7月1日
概要 ブラジル提案に関する活動を紹介するとともに、世界の地球環境に対する長期シナリオについて論じる。

連成解析による気液二相流中構造物の振動・腐食評価手法の開発
(第3報) 流動解析と腐食解析の連成による単相および二相流中での配管減肉速度評価
(第4報) 乱流に起因する質量移行係数の評価
(第5報) 電気化学モデルと二層酸化皮膜モデルを連成させた配管減肉速度評価
(第6報) 二相流での配管減肉評価モデル

発表者 原子力工学センター 安全解析グループ
(第3報) 内藤 正則、(第4報)上原 靖、(第5報)内田 俊介、(第6報) 岡田 英俊
発表先 日本保全学会 第5回学術講演会 (会場:水戸市民会館)
時期 平成20年7月10日
概要 経済産業省の提案公募事業として「連成解析による気液二相流中構造物の振動・腐食評価手法の開発」を、平成17~19年度の3年間にわたって推進してきた。今回は、この提案公募事業の成果のうち腐食評価手法と解析事例に焦点を絞り、4件のシリーズで発表するものである。

水素拡散、燃焼基礎物性の研究 について

発表者 石本 祐樹
発表先 福岡水素エネルギー戦略会議研究分科会
(開催場所:九州大学)
時期 平成20年7月30日
概要 本研究所で実施した半閉鎖空間(ダクト)および閉鎖空間(ガレージ)で水素が漏えいした場合を想定した拡散・燃焼挙動についての研究について報告を行う。実験は、米国SRIインターナショナルの実験場にて行われた。半閉鎖空間では、トンネル内におけるFCV等からの放出を想定し、閉鎖空間では、水素の漏えい流量と換気風量をパラメータとして実験を行った。半閉鎖空間では、換気風の効果が現れるまでには時間がかかること、閉鎖空間では、十分時間が経過した後は、水素の漏えい流量と換気風量の比に水素濃度が比例することを明らかにした。

電力系統での新エネルギー拡大に必要な対策について

発表者 徳田 憲昭
発表先 第25回太陽光発電システムシンポジウム
(開催場所:東京ビックサイト)
時期 平成20年7月31日~8月1日
概要 「太陽光発電を支える電力インフラとの共生、新たな普及を目指して」(セッション7)にて、今後大量導入が見込まれる太陽光発電について、接続される電力系統側での問題点や対策案等について発表する。

世界標準を獲得し得る次世代軽水炉の技術開発

発表者 笠井 滋
発表先 日本原子力学会中部支部
「先端技術と原子力」研究専門委員会
時期 平成20年8月22日
概要 今年度から、エネ総研が中核機関となり、開始された次世代炉軽水炉開発事業について、背景と必要性、開発内容、開発体制、スケジュール、プラント概念を実現する6つの開発項目(コアコンセプト)等を紹介する。

世界の地球環境・エネルギー動向と原子力発電

発表者 黒沢 厚志
発表先 日本原子力学会 原子力発電部会 夏期セミナー
時期 平成20年8月25日
概要 世界の地球環境・エネルギーをとりまく現状を総括し、原子力発電の役割について論じる。

複数の風力発電機の系統連系を想定した限流動作に関する一考察

発表者 徳田 憲昭
発表先 電気設備学会全国大会(開催場所:愛媛大学)
時期 平成20年9月4日~5日
概要 今後、大量導入が見込まれる大型風力発電機が複数台設置されるウインドファームにおいて、電力系統故障における故障電流の抑制効果について、限流器の集中設置と分散設置による比較、及びその限流方式として抵抗型方式(R型)とリアクトル型方式(L型)について比較検討を実施した発表。

「持続可能な発展」指標の将来値の推計方法に関する研究

発表者 時松 宏治
発表先 (社)環境科学会 2008年会(関西学院、甲南、立命館の各大学のサピアタワー内東京オフィス)
時期 平成20年9月18日
概要 「28711 GLモデル開発」において開発を行っているGRAPE/LIMEモデルを用いて、化石燃料・非化石燃料の鉱物資源の利用、および、多様な環境影響を表現する、持続可能性指標(主に物理的なタームで表現される指標:例えばリサイクル率)を中心とした将来値の推計結果を報告する。

海外のスマートメーターの導入状況等

発表者 浦田 浩孝
発表先 JEMICフォーラム2008
時期 平成20年9月25日
概要 近年、欧米はじめ諸外国で導入されているスマートメーターについて、その導入事例を通して、導入の背景、メリット等について紹介。

「持続可能な発展」指標の将来値の推計方法に関する研究

発表者 時松 宏治
発表先 環境経済・政策学会 2008年大会
(大阪大学豊中キャンパス)
時期 平成20年9月27~28日
概要 「28711 GLモデル開発」において開発を行っているGRAPE/LIMEモデルを用いて、化石燃料・非化石燃料の鉱物資源の利用、および、多様な環境影響と、マクロ経済への影響を踏まえた持続可能性指標(主に経済的なタームで表現される指標:例えば正味の貯蓄や資本ストック)を中心とした将来値の推計結果を報告する。

高レベル放射性廃棄物管理の意思決定 立地事例からの考察

発表者 蛭沢 重信
発表先 危機管理システム研究学会/事例研究会
時期 平成20年10月6日
概要 高レベル放射性廃棄物処分事業が先行したいくつかの欧米諸国では、反対運動を主な原因として、計画見直し、新たな戦略の構築、実践と紆余曲折を経て現在に至っている。その中でフランスはスウェーデンのように、処分場立地に向けて大きく前進する段階に至った国もある。地層処分の概念が生まれてからすでに50年が経過したが、高レベル放射性廃棄物処分に関して困難な状況を作り出し続けてきているものは何か。問題解決に向けた検討および、それを踏まえた展開等、不確実性の中での世代間意思決定問題として考察する。

超臨界CO2クローズドサイクルガスタービンの開発 第1報:サイクル計算の高度化とバイオマス発電への適用

発表者 蓮池 宏
発表先 第36回ガスタービン定期講演会(日本ガスタービン学会主催、日立市)
時期 平成20年10月16日
概要 超臨界CO2ガスタービンの実現に不可欠な高性能再生熱交換器としてマイクロチャンネル熱交換器を想定し、その伝熱流動相関式を導入して、サイクルパラメータと熱交換器寸法を矛盾なく同時決定する設計手法を開発し、サイクル性能を予測した。また、CO2加熱システムのモデルを構築して、バイオマス燃料の入熱に対する発電効率と経済性を評価し、CO2ガスタービンの利用によるバイオマス発電の導入拡大の可能性を評価した。

Cool Earth -エネルギー革新技術計画の概要と水素関連技術

発表者 坂田 興
発表先 第36回ガスタービン定期講演会(日本ガスタービン学会主催、日立市)
時期 平成20年10月16日
概要 Cool Earth エネルギー革新技術計画策定の経緯と意義、及び革新技術計画の中の水素エネルギー関連技術につき紹介し、今後の技術開発の方向性に関して議論する。

地球環境とエネルギー;原子力の役割

発表者 松井 一秋、蛭沢 重信
発表先 機械学会・精密工学会共催、山梨講演会
時期 平成20年10月25日
概要 温室効果ガスの大気中濃度を450ppmで安定化をさせるためにIEAが示した検討例(450ppm安定化ケース)では、二酸化炭素の排出量を2050年までに2000年より50~85%削減しなければならない。これを実現するには、全ての国による極めて迅速かつ精力的な政策行動と多額のコストを伴う未曾有の技術進歩が必要とされる。2100年を展望すれば、究極の低炭素社会、すなわち需要端では電気―水素社会がほとんど唯一の解とも考えられ、原子力エネルギーに代表される温暖化ガスと無縁のエネルギー技術の多様な利用がエネルギー生産側の解である。

新エネルギーの現状と今後の普及計画

発表者 蓮池 宏
発表先 平成20年度電気協同研究会研究討論会 「電力系統における新エネルギー拡大のための課題と展望」(電気協同研究会主催、名古屋)
時期 平成20年10月29日
概要 地球環境問題の解決は世界的な課題であり、我が国においても、風力・太陽光発電をはじめ、燃料電池、バイオマス等の新エネルギーが積極的に開発されている。これらの新エネルギーの特徴を紹介するとともに、我が国における新エネルギーの開発・普及状況を概説する。また、RPS法による利用目標や2008年5月に策定された「長期エネルギー需給見通し」の新エネルギー導入目標についても紹介する。

地球環境と原子力の役割 次世代軽水炉開発

発表者 蛭沢 重信
発表先 民間会社 社内研修
時期 平成20年12月16日
概要 地球環境問題の解決は世界的な課題であり、我が国においても、風力・太陽光発電をはじめ、燃料電池、バイオマス等の新エネルギーが積極的に開発されている。これらの新エネルギーの特徴を紹介するとともに、我が国における新エネルギーの開発・普及状況を概説する。また、RPS法による利用目標や2008年5月に策定された「長期エネルギー需給見通し」の新エネルギー導入目標についても紹介する。


講演2(H21.01-03)

水素を中心とした低炭素エネルギー開発

発表者 坂田 興
発表先 (社)日本鉄鋼協会 高温プロセス部会
時期 平成21年1月23日
概要 地球温暖化への対応として、我が国政府は平成20年3月に21の技術からなる「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」を策定した。鉄鋼業および水素を中心にその概要を紹介し、今後の技術開発の方向性を議論する。水素は利用時にCO2を発生しない低炭素型二次エネルギーであるが、CO2を発生せず低コストで製造できれば、地球温暖化対策に貢献できると期待される。例として、海外の風力発電および国内高温ガス炉による水素製造技術に関して概要を説明する。

エネルギーからゼロエミッションへのシナリオの変遷

発表者 時松 宏治
発表先 京都大学グローバルCOEプログラム
「地球温暖化時代のエネルギー科学拠点
-CO2ゼロエミッションをめざして」キックオフシンポジウム、京都大学百周年記念ホール
時期 平成21年1月29日
概要 エネルギーからゼロエミッションのシナリオへの変遷に着目し,その概観を行う。

代替エネルギー技術開発の背景・将来展望
-化石燃料への依存度を減らすために-

発表者 徳田 憲昭
発表先 神奈川県電気協会 H20年度省エネルギー講演
(横浜市開港記念会館)
時期 平成21年2月10日
概要 代替エネルギー技術開発に関して、エネルギー動向、課題、政策・技術開発動向、2020年以降の実現社会のイメージについて講演する。

連成解析による気液二相流中構造物の振動・腐食評価手法の開発
(第37報) 液滴衝突による局所減肉評価手法モデル全体
(第38報) 液滴移行と配管壁面への衝突の評価
(第39報) 液滴衝突による酸化皮膜破壊の評価
(第40報) 局所腐食による減肉速度評価

発表者 原子力工学センター 安全解析グループ
内藤 正則(第37報) 、上原 靖(第38報) 、岡田 英俊(第39報) 、内田 俊介(第40報)*
*内田は国際会議発表と重複するため、岡田が代理発表する。
発表先 日本原子力学会 2009春の大会 (会場:東京工業大学)
時期 平成21年3月23日
概要 経済産業省の提案公募事業として平成17~19年度の3年間にわたって、腐食による軽水炉配管の減肉を評価するための解析コードを開発し、その後モデルの改良を進めてきた。今回は、この腐食解析の成果のうち液滴の衝突によるエロージョンに絞って、4件のシリーズ(第37報~第40報)で発表するものである。

Evaluation of Flow Accelerated Corrosion of PWR Secondary Piping by Coupling Analysis of Corrosion and Flow Dynamics

発表者 内田 俊介
発表先 Corrosion 2009
(会場:Georgia World Congress Center, Atlanta, Georgia, USA)
時期 平成21年3月23日
概要 経済産業省の提案公募事業として平成17~19年度の3年間にわたって、腐食による軽水炉配管の減肉を評価するための解析コードを開発し、その後モデルの改良を進めてきた。今回は、この腐食解析の成果のうち流動加速腐食の現象に絞って、モデルの内容と実験解析の結果を発表するものである。


論文

Evaluation Methods for Corrosion Damage of Components in Cooling Systems of Nuclear Power Plants by Coupling Analysis of Corrosion and Flow Dynamics (II) Evaluation of Corrosive Conditions in PWR Secondary Cooling System

発表者 内田 俊介
発表先 日本原子力学会欧文誌(Journal of Nuclear Science and Technology)
時期 平成20年12月1日(JNST Vol.45, No.12)
概要 経済産業省の提案公募事業として「連成解析による気液二相流中構造物の振動・腐食評価手法の開発」を、平成17~19年度の3年間にわたって推進してきた。本事業の中で腐食による配管減肉の評価手法を開発した。本論文はこの中で、腐食環境の評価方法を纏めたもので、代表的PWRプラントの解析事例を併せて示した。

valuation Methods for Corrosion Damage of Components in Cooling Systems of Nuclear Power Plants by Coupling Analysis of Corrosion and Flow Dynamics (III) Evaluation of Wall Thinning Rate with the Coupled Model of Static Electrochemical Analysis and Dynamic Double Oxide Layer Analysis

発表者 内田 俊介
発表先 日本原子力学会欧文誌
(Journal of Nuclear Science and Technology)
時期 平成21年1月号(JNST Vol.46, No.1, pp.31-40)
概要 経済産業省の提案公募事業として「連成解析による気液二相流中構造物の振動・腐食評価手法の開発」を、平成17~19年度の3年間にわたって推進してきた。本事業の中で腐食による配管減肉の評価手法を開発した。本論文はこの中で、配管減肉の解析モデルを纏めたもので、減肉率の解析値と実験値との比較も併せて示した。

Tracking uncertainties in the causal chain from human activities to climate

発表者 Michael J. Prather, Joyce E. Penner, Jan S. Fuglestvedt, 黒沢厚志, Jason A. Lowe, Niklas Hoohne, Atul K. Jain, Natalia Andronova, Luiz Pinguelli, Chris Pires de Campos, Sarah C. B. Raper, Ragnhild B. Skeie, Peter A. Stott, John van Aardenne, Fabian Wagner
発表先 GEOPHYSICAL RESEARCH LETTERS
時期 VOL. 36, L05707, 2009
概要 OECD諸国温室効果ガス排出が気候変動に与える影響とその不確実性について分析を行った。


寄稿

バイオマス高度利用火力発電システム

発表者 小川 紀一郎、 鳥飼 航洋
発表先 「エネルギー・資源」(Vol.29 No.3 通巻169号)
時期 平成20年5月号
概要 バイオマスを高効率で経済性に優れた適用方法として、当所が中心となって推進している「バイオマス高度利用火力発電システム」につき、これまで得られた研究成果および最近の動向を紹介する。
具体的には、システムの概要、特徴等の紹介に引き続き、平成18年度NEDO受託で実施した「事業適合性に関する調査」の概要、および平成19年度中国経済産業局受託により実施中の「バイオマス等未活用エネルギー事業調査―王子製紙呉工場適用可能性調査」の概要を取りまとめ、紹介する。

廃棄物発電の現状と展望 ―新エネルギー導入の先導的役割を期待―

発表者 小川 紀一郎、鳥飼 航洋
発表先 「電気協会報」((社)日本電気協会発行)
時期 平成20年6月号
概要 廃棄物発電の意義と新エネルギーの中での役割を先ず述べ、次いで廃棄物発電の現状、技術分類と主要技術動向さらに導入普及上の課題を概説する。とりわけ、廃棄物の処理方法として焼却処理率が高い(約8割)にもかかわらず発電設備付き施設が少ない(約2割)現状に対し、その対策が導入普及の鍵を握ることを指摘する。最後に、当研究所が研究開発を進めている「バイオマス等の高度利用火力発電システム」がその対策としても有効であることを述べ、平成18年度NEDO受託「事業適合性に関する調査」および平成19年度中国経済産業局受託「バイオマス等未活用エネルギー事業調査」の概要を紹介する。

エネルギーマネジメントシステムに関するISO規格の策定(PC242)について

発表者 中村 恒明
発表先 月刊アイソス(月刊アイソスはISO9001, 14001, 27001他、マネジメントシステム規格を扱う専門月刊誌。毎月10日発行、発行部数10,500部(http://www.ms.isos.co.jp)。主な読者層は品質管理・環境管理等関係者、審査員、制度関係者。)
時期 平成20年5月10日発売号
概要 H19年度、経済産業省からの委託で行った「エネルギーマネジメントシステムの国際標準化に関する調査研究」の成果報告。エネルギーマネジメントシステムに関連した調査を実施し、エネルギーマネジメントシステムISO規格化提案への対応や課題を明確にする事を試みた。

水素エネルギー技術開発はどこまで進んだのか-現状と展望-

発表者 石本 祐樹
発表先 「電気管理技術」誌
時期 平成20年7月号
概要 水素エネルギー関連技術開発動向について、下記のような構成でまとめた。
1.水素エネルギーが求められる理由
2.日米欧の政策動向
3.わが国の水素利用自動車および水素供給インフラ開発の現状
4.わが国の定置用燃料電池開発の現状
5.おわりに

新エネルギー開発

発表者 高倉 毅
発表先 「化学経済」誌
時期 平成20年8月号
概要 「新エネルギー技術戦略とプロジェクト」の総説部分として、風力発電、太陽光発電、バイオ燃料について、開発・導入状況と今後の見通しについて解説。

2007年の水素

発表者 坂田 興
発表先 日本エネルギー学会誌
時期 平成20年8月号
概要 過去1年間における水素エネルギーに関する政策および技術動向に関する解説を行う。

特集企画 化石燃料への依存度を減らすために
[総論]:「化石燃料代替技術とエネルギー有効利用」

発表者 徳田 憲昭
発表先 日本電気協会「電気協会報」
時期 平成20年8月号
概要 現代社会では石油、石炭、天然ガス等の化石燃料は不可欠なエネルギーとなっているが、現状は化石燃料に依存し過ぎている傾向は否めない。それに伴い化石燃料はコスト面や可採年数、環境面等で大きな課題となっており、今後もこれらの課題に配慮しながら上手く利用していく必要がある一方、それに替わるエネルギー利用技術の開発や拡大により、エネルギーの多様化をはかり、化石燃料に偏り過ぎない持続可能な社会へ転換していくことが求められる。 このように化石燃料の枯渇や環境への影響等が懸念される現代において、バイオマスや水素エネルギー等、化石燃料への依存度を減少させる新たな化石燃料代替技術が注目され、その開発が急務となっている。これら化石燃料依存の減少を目指した代替エネルギー技術開発の背景や将来展望について紹介する。

第4章 石油・天然ガス代替燃料と化学原料製造技術

発表者 小野崎 正樹
発表先 図解 クリーンコールテクノロジー
株式会社工業調査会
時期 平成20年8月号
概要 クリーンコールテクノロジーは石油価格高騰の折、注目されている。本書は、最先端の石炭利用技術について、CO2排出削減などの環境対策を含めてその概要と具体的技術、今後の課題などを、石炭利用技術に関わる技術者、研究者、経営者向けに解説する。

Evaluation Methods for Corrosion Damage of Components in Cooling Systems of Nuclear Power Plants by Coupling Analysis of Corrosion and Flow Dynamics (I) Major targets and development strategies of the evaluation methods

発表者 内藤 正則
発表先 日本原子力学会欧文誌(Journal of Nuclear Science and Technology)
時期 平成20年11月1日(JNST Vol.45, No.11)
概要 経済産業省の提案公募事業として「連成解析による気液二相流中構造物の振動・腐食評価手法の開発」を、平成17~19年度の3年間にわたって推進してきた。この提案公募事業の位置づけ、開発戦略、主要成果等を第1報としてまとめて寄稿するものである。

水素利用技術

発表者 坂田 興
発表先 2008年8月号「機械工学年鑑」特集号
時期 平成21年1月23日
概要 2008年度における水素エネルギーに関する日米欧の政策動向、技術開発・実証事業動向を紹介する。

新エネルギーの現状と今後の普及計画

発表者 蓮池 宏
発表先 電気協同研究 第64巻 第3号
時期 平成21年2月
概要 地球環境問題の解決は世界的な課題であり、我が国においても、風力・太陽光発電をはじめ、燃料電池、バイオマス等の新エネルギーが積極的に開発されている。これらの新エネルギーの特徴を紹介するとともに、我が国における新エネルギーの開発・普及状況を概説した。また、RPS法による利用目標や2008年5月に策定された「長期エネルギー需給見通し」の新エネルギー導入目標についても紹介した。
(平成21年10月29日に開催された研究討論会における講演記録をもとに作成)

原子力廃棄物を考える国際市民フォーラム-処分地問題の解決に向けて-廃棄物処分場立地フィンランド,韓国,フランス,カナダからの報告と日本の今後の進め方を考える

発表者 末廣 利恵(WIN-Japan)
発表先 原子力学会誌
時期 平成21年2月号
概要 原子力発電を有する世界各国における放射性廃棄物処分場のサイト選定問題は,最も重要でかつ,慎重な対応が求められる課題と一つとなっている。日本では,原子力発電環境整備機構(NUMO)が高レベル放射性廃棄物(HLW)処分場の立地を進めているが候補地は未定である。
平成20年10月18日,東京大手町のJAホールにて,原子力学会社会環境部会及びWIN-Japan 共催による「原子力廃棄物を考える国際市民フォーラム-処分地問題の解決に向けて」が開催された。参加人数は180名であった。本報告では,講演内容,パネルディスカッション等について報告するとともに,フォーラムのアンケート結果分析,その他のエピソード等を紹介する。


その他

とことんやさしい水素の本

発表者 福田健三、小野崎正樹、村田謙二、石本祐樹、坂田興
発表先 日刊工業新聞社発刊
時期 平成20年6月
概要 一般読者を対象として、水素エネルギーシステムおよび水素関連技術を平易に解説する。

再発防止策に関する倫理委員会の評価

発表者 鳥飼 誠之
発表先 日本原子力学会秋の大会 倫理委員会企画セッション
時期 平成20年9月4日
概要 倫理委員会では、2007年春に電力会社から発電設備の総点検で報告された98件の事例に対して、倫理的側面も含めて一般の方々にも出来るだけ分かり易い評価を適用することが必要との提言を2007年5月に行い、タスクチームを設置して、評価活動を行ってきた。その年の秋の大会での倫理委員会企画セッションで、その独自の評価方法、評価の結果等を報告した。当日は大勢の参加を得て、会場の参加者との質疑応答がなされた。
このテーマについて更に議論を深めるため、今年の秋の大会で、これらの事例に対する各電力会社の再発防止策の中間報告を受けて、その再発防止策に関する倫理委員会の評価を上記発表者から報告する。また電力会社の再発防止担当者の方々の参加を得て、倫理委員会の評価に対する意見、現場の実情を反映した意見を頂く(東電、原電、中国電力3社に出席いただく)。併せて、会場参加者との質疑応答、意見交換を行う。

Potential Cases of Coal-Derived Substitute Natural Gas to Future Japanese Market(ポスター発表)

発表者 小野崎 正樹、塙雅一、他
発表先 IGRC Paris 2008 (International Gas Union Research Conference)
時期 平成20年10月
概要 ゼロ・エミッション電源の中核として位置づけられた原子力に関し、世界機関の導入シナリオ、主要国の導入計画等、さらに、リプレース需要のベースとしての現行軽水炉の廃止措置に係る国内外状況と今後の我が国の検討課題の概要について紹介する。次世代軽水炉開発の概要について紹介し、今後のバックエンドに係る課題を抽出する。

ビームダウン集光システムにおける中央反射鏡の基本仕様の最適化
(学会口頭発表)

発表者 蓮池 宏
(共著者:金子宏、玉浦裕(東工大)、湯浅実(コスモ石油)、他
発表先 第25回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス(エネルギー・資源学会主催)
時期 平成21年1月30日
概要 ビームダウン集光システムの最大の特徴は、ヘリオスタットで集光した太陽光を地上に向けて反射させる中央反射鏡をシステム中央部に有することである。中央反射鏡の直径と集光性能はトレードオフの関係にあるため、その最適仕様は単純には決まらない。本研究では、集熱コストを指標にすることで、中央反射鏡の基本仕様を最適化できることを示す。


報告書・外部発表

報告書・外部発表

サイト内検索

PAGETOP
Copyright © (一財)エネルギー総合工学研究所 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.