|
●物質を電気抵抗の大小で分類したのが[導体、半導体、不導体]である。 解説: 物質の分類にはいろいろな方法がありますが、電気抵抗の大小で分類したのが[導体、半導体、不導体]です。 ・ 導体:電気抵抗が小さく、電気を良く通す物質 ・不導体:逆に、電気抵抗が大きく、電気を通し難い物質(絶縁体ともいいます) ・半導体:抵抗率が導体と不導体の中間にある物質 このような電気伝導に対する性質が異なるのは、物質中の電子の状態が異なるのが原因です。導体は物質中の電子が動き回りやすい状態になっており、不導体は物質中の電子が動き難い状態になっています。半導体はその中間です。 導体、不導体はそれぞれの持つ性質を利用して、電線や絶縁体として使われています。 半導体は、光が当たったり温度が変わったりすると、電子の状態に変化が起きて、導体や不導体にはない、さまざまな性質を示すので、これらの性質を利用して、さまざまな用途(トランジスター、集積回路、発光ダイオード、太陽電池、センサーなど)に広く利用されています。 江音留義(えね るぎ)博士の脱線話: 電気を良く通す物質である導体でも、電気抵抗は0ではなく、少しはある。しかし、ある種の物質を絶対零度(約−273度C)近くまで下げると、突然電気抵抗が0になってしまうことがあり、この現象を超伝導(超電導ともいいます)というのじゃ。 なにしろ電気抵抗がないのじゃから、強い電磁石を作ってリニアモーターカーや電気の貯蔵に利用できないか、とかいろいろ考えられておるのう。 超伝導になる温度がより高くなれば(これを高温超伝導といいます)、冷やす努力も少なくてすむので、超伝導はもっと利用しやすくなる。そこで、少しでも高温で超伝導になる物質がないかと研究・開発されておるのう。 関連ページ: ●太陽光発電とは ●伝導と放電 ●物質の分類 関連サイト: ●初歩のサイエンス>電気と磁気 |