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いろいろなエネルギー(2009.07.07)


●理科で習うエネルギーには「力学的エネルギー、熱エネルギー、電気エネルギー、化学エネルギー、光エネルギー、核エネルギー」などいろいろな種類がある。
●社会科で習うエネルギーには、私たちが日常利用している石油や石炭などのエネルギー(を発生させるもの)のことをいうことがある。


図1 いろいろなエネルギー
参考:新版 中学校理科 1分野下 理科、大日本図書


解説:
 他の物体を動かしたり、変形させたりすることができる能力を「エネルギー」といいます。

(1)理科の授業で習うエネルギーには「力学的エネルギー、熱エネルギー、電気エネルギー、化学エネルギー、光エネルギー、核エネルギー」などいろいろな種類があります。

[位置エネルギー]
 高い位置にある物体は、重力によって落下し、他の物体を動かす能力があるので、エネルギーを持っています。このように物体の位置によって決まるエネルギーを位置エネルギーといいます。

[運動エネルギー]
 動いている物体は、他の物体に衝突すると、その物体を動かす能力があるので、動いている物体はエネルギーを持っています。このように運動している物体が持っているエネルギーを運動エネルギーといいます。
 上記の位置エネルギーと運動エネルギーは、併せて力学的エネルギーといいます。

[熱エネルギー]
 熱は気体の体積を変えたりする能力があるので、熱はエネルギーの一種です。

[電気エネルギー]
 電気はモーターを回したり、電球を光らせたりできる能力があるので、電気はエネルギーの一種です。

[化学エネルギー]
 ガソリンは酸素との化学反応でエンジンを回すことができる能力があるなど、物質には化学的なエネルギーがあります。

[光エネルギー]
 光には植物が光合成を行い炭水化物を作らせる能力などがあるので、光にはエネルギーがあります。

[核エネルギー]
 ウランなどの重い原子核を核分裂させると、分裂した原子核(核分裂片)や放射線が出ます。これらが持つ運動エネルギーが燃料などの中で熱に変化したものを利用しているのが原子力発電です。


 このようにエネルギーにはさまざまな種類のものがあり、互いに変換(例えば、摩擦により力学的エネルギーが熱エネルギーに変わる)することができます。

 そして、このエネルギーの変換において、関係した全てのエネルギーの和が一定に保たれる、というエネルギー保存則があります。


(2)社会科で習うエネルギーには、私たちが日常利用している石油や石炭などのエネルギー(を発生させるもの)のことをいうことがあります。

 このエネルギー(を発生させるもの)としては、石油や石炭と天然ガスなどの化石エネルギーや、ウランなどの原子力エネルギー(核エネルギー)、太陽光や風力などの再生可能エネルギーなどがあります。
江音留義(えね るぎ)博士の脱線話:
 エネルギーにはいろいなものがあって、そもそも「エネルギーとは何?」といわれてもなかなか説明しづらいもんじゃ。
 高エネルギー加速器研究機構のサイトでは、「エネルギーとは可能性のこと」だと言っておるが、正に言い得て妙じゃのう。

 今の状態を何か別のものに変化させる可能性を持ったものということかのう。確かに、石油や石炭、天然ガスなどのエネルギーは人間社会や地球を大きく変えてきたのう。
 どうせ変えるなら、より良く変えていきたいものじゃのう、フォッフォッフォッ。
関連ページ:
エネルギーの分類
エネルギーとエクセルギー
光合成と呼吸
電磁波と光
熱と温度
状態変化とエネルギー
化学変化とエネルギー
核反応とエネルギー
関連サイト:
高エネルギー加速器研究機構キッズサイエンティストカソクキッズ

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