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●最近では、製品の環境影響などの評価が行われる様になってきている。 解説: 例えば、企業の生産活動によって、市場を介さないところで人や企業に影響(環境影響など)がある場合、これを外部性といい、この外部性がどのようなものであるかを評価することを「外部性評価」といいます。 また、例えば、製品の製造・使用の部分だけでなく、最初の原材料調達からリサイクル、最終的な廃棄処分まで(つまり製品のライフサイクル)にわたって、使用する資源・エネルギーや排出物などを定量的に推定・評価し、さらに製品の潜在的な環境影響を評価することを「ライフサイクル評価(LCA:Life Cycle Assessment)」といいます。 最近では、諸外国や日本で、これらの評価が行われる様になってきています。 江音留義(えね るぎ)博士の脱線話: う〜ん、上の解説文を書いた後、見直してみたが、わかりにくいのう。申し訳ないことじゃ。 ということで、別の説明をしてみようかのう。例えばじゃ、同じ様な機能の製品Aと製品Bがあったと考えてみてくれ。 製品Aはコスト100円で作られ、製品Bはコスト90円で作られているとすると、当然、コストが低い分、製品Bの方がより望ましい製品ということになるな。 しかし、製品A、Bを作る時や利用する時に環境汚染を伴う場合、製品Aの環境汚染は比較的少なく5円相当の汚染、製品Bの環境汚染は比較的大きく20円相当の汚染となると、総合的にみると製品Aは合計コスト105円、製品Bは合計コスト110円ということになって、製品Aの方がより望ましい製品ということになるな。 また、製品の製造・使用の部分だけでなく、最初の原材料調達から最終的な廃棄処分まで(つまり製品のライフサイクル)の評価も知りたくなるじゃろう? こういうことを知るための評価が上で説明したことなのじゃよ。 昔は、環境に影響を及ぼしても、多くの人はあまりそのことには関心がなく、心情的に「環境はただ」だったので、市場に現れる部分のみを考えていたんじゃが、今、この様な評価が行われる様になったということは、環境問題などが深刻になって「環境はただ」ではなくなったということじゃのう。 関連ページ: ●くらしとエネルギー ●循環型社会 ●日本の廃棄物の量 ●間接エネルギー ●地球温暖化 関連サイト: ●(社)産業環境管理協会 ●産業技術総合研究所>環境・エネルギー>安全科学研究部門>社会とLCA研究 ●EICネット>外部不経済(環境用語検索) ●ExternE |