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●大地はマグマからできた「岩、れき、砂、泥」などでできている。 ●大地には、生き物の死骸や排泄物も混じり、これにより生物が生活できる。 ●大昔の生物が堆積して「石油」や「石炭」に変化するといわれている。 ![]() 図1 大地のようす
解説: 地球の内部の構造は、中心から「内核>外核>マントル>地殻」となっています。地殻は地表から5〜80kmくらいの厚さで、地球の半径約6400kmと比べると非常に薄いものです。 この地殻の地表は「岩、れき(礫:粒の直径が2mm以上の石)、砂、泥」などでできています。地下の深いところにある、どろどろに溶けた高温の物質(マグマ)が冷えて固まると「火成岩」という岩ができます。火成岩は、地下でゆっくり冷えて固まったものを「深成岩」、火山など地表付近で急に冷えて固まったものを「火山岩」と呼んで区別しています。 この「火成岩」が雨や気温の変化、流水などで割れて「れき」になります(風化・侵食)。この「れき」が、川などで流されていくうちにさらに小さくなっていき「砂」、さらに「泥」になります。川などに流されて海の底にたまった(これを「堆積する」といいます)れきや砂や泥などがその重さで固まり、再び「岩」になったものを「堆積岩」といいます。 この「堆積岩」も大地の変動で盛り上がり陸地に現れると、再び、雨や気温の変化などで割れて「れき」になり、川などで流されて「砂」、というふうに、これが繰り返されます。 こうして作られた大地には、岩から作られたれき、砂、泥などの他に、生き物の死骸や排泄物も混じっています。これにより、大地には栄養が含まれることになり、この栄養をもとに植物が生え、その植物を食べる動物、その動物を食べる肉食獣などが生活できるのです。 このれき、砂、泥などに生き物の死骸や排泄物が混じって長い時間かけてできたものが「土(土壌)」です。 また、れきや砂や泥が、川に流されて海の底にたまるとき、特に、海のプランクトンなどが集中的に積み重なった層があると、ある条件のもとで、長い間に「石油」に変化するといわれています。また、大量の森の木などが沼や湖などに積み重なった場合、ある条件のもとで、長い間に「石炭」に変化するといわれています。 「石油」「石炭」以外にも、生物の死骸からできたものとして、「石灰岩」などがあります。 江音留義(えね るぎ)博士の脱線話: まあ、なんじゃ、人間は生きるために必要な食料もエネルギー源も他の生物からいただいておるのじゃのう。くれぐれも、生き物を粗末にしてはいかんのう。 それにしてもじゃ、この岩に関する名前の付け方は、非常にシンプルで好感が持てるのう。 ・火の様なマグマから成る岩だから「火成岩」 ・火山などでできる岩だから「火山岩」 ・地下の深い所で成る岩だから「深成岩」 ・れきが固まってできた岩だから「れき岩」 ・砂が固まってできた岩だから「砂岩」 ・泥が固まってできた岩だから「泥岩」 ・火山灰が凝縮して固まってできた岩だから「凝灰岩」 単純明解、一目瞭然、分かりやすくて良いのう(^^)。 関連ページ: ●化石燃料とは ●石炭とは ●石油とは ●光合成と呼吸 関連サイト: ●国立科学博物館>微小藻の世界 土壌の世界 |