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●水に何かが溶けていると、その水(水溶液)は酸性、アルカリ性、中性のいずれかの性質に分けられる。 ●酸性、アルカリ性の強さの程度を示す尺度にpHという数値を使う。 解説: 酸性とアルカリ性 水に何かが溶けていると、その水(水溶液)は酸性、アルカリ性、中性のいずれかの性質に分けられます。 酸性の水溶液は青色リトマス紙を赤色にし、なめると酸味(すっぱい)がします。 アルカリ性(塩基性ともいいます)の水溶液は赤色リトマス紙を青色にし、なめるとにがい味がします。 中和 酸性とアルカリ性はちょうど逆の性質なので、酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液をまぜあわせるとそれぞれの性質をたがいに打ち消し合って中性に近くなります。これを中和といいます。中和させると酸とアルカリから塩(えん)と水ができます。 酸 + アルカリ → 塩 + 水 酸性の水溶液にはH+という水素イオンがあり、アルカリ性の水溶液にはOH−という水酸化物イオンがあるので、中和させるとこのH+とOH−がくっついてH2O(水)になり、酸とアルカリの残りの物資(陰イオンと陽イオン)がくっついて塩になるのです。 H+ + OH− → H2O 陰イオン(例えばCl−) + 陽イオン(例えばNa+) → 塩(NaCl) つまり、酸とアルカリとは下記の様にいえます(酸とアルカリの定義にはいろいろあって、これはアレニウスの定義と言われるもので、狭義の定義です)。 酸とは水に溶けて電離し、水素イオン(H+) を生じる物資。 アルカリとは水に溶けて電離し、水酸化物イオン(OH−)を生じる物資。 簡単にいえば、酸性は、水素イオン(H+)の性質、アルカリ性は水酸化物イオン(OH−)の性質といえます。 pH 酸性、アルカリ性といってもその強さの程度があるので、その強さの程度を示す尺度にpHという数値を使います。 pH=1が最も強い酸性、pH=12が最も強いアルカリ性、pH=7が中性です。ちなみに、酸性の程度がpH5.5以下の雨水が酸性雨とされています。 江音留義(えね るぎ)博士の脱線話: どうじゃ、上の説明で酸性とアルカリ性のことがわかったかのう。 つまり、酸性とアルカリ性の正体はつまるところ水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH−)ということじゃ(アレニウスの定義の場合)。ここで、何か感じないか? アルカリ性の正体は水素(H)と酸素(O)の原子がくっついて電子(e)が一つ余計に加わった水酸化物イオン(OH−)ということで、特に問題はない。 しかし、酸性の正体は水素(H)から電子(e)が一つなくなった水素イオン(H+)ということじゃが、何で酸の素が水素(水の素)なのじゃ? 酸の素が(H+)なら(H)を酸素と名づけ、(O)の方を水素と名づけるべきではなかったかのう? まさに、ヤヤコシヤ〜、じゃのう(^^)。 関連ページ: ●電子とイオン ●酸性雨 関連サイト: |