TOPページにリンクします。エネルギー解説集エネルギー教室リンク集

エネルギー全般化石エネ原子力再生可能エネ省エネ環境その他
世界のCO2排出量(2010.11.05)


●世界の二酸化炭素排出量は増加している。中でもアジア(特に中国)の伸びが大きい。
●世界は二酸化炭素の排出量を抑えようとしている。
●「京都議定書」で二酸化炭素の削減義務を負う国々の排出量は、世界全体の3割程度である。 

 
図1 世界の二酸化炭素排出量
使用データ:EDMC/エネルギー・経済統計要覧(2010年版)(1985年のデータは2009年版)


青色の国は京都議定書で削減義務がある   
緑色の国と中国は京都議定書で削減義務がない
アメリカは京都議定書に参加していない   

図2 世界のエネルギー起源二酸化炭素排出量(2005年)
使用データ:
資源エネルギー庁経済産業省、エネルギー白書 2008年版(2008)


解説:
 世界のCO2排出量は着実に増加しています。その中でもアジア(特に中国)の排出量の伸びが大きくなっています。世界は地球温暖化の原因といわれている温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えようとしています。
 そのため、1997年の気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)で採択された「京都議定書」では、先進国の温室効果ガス削減の数値目標を決め、その後も、例えば日本は2020年までに90年比25%の削減を目指すことを表明するなど、いくつかの国が新たな削減目標を表明しています。

 しかし、「京都議定書」では、主要排出国である米国が参加しておらず、中国やインドなどは削減義務を負っていません。

 そのため、削減義務を負う国々の排出量は世界全体の3割程度しかなく、これらの国々が削減義務を達成しても、排出削減効果は1990年比で世界全体の排出量の2%程度です。
江音留義(えね るぎ)博士の脱線話:
 図をみれば一目瞭然だが、本当に二酸化炭素の排出量を抑えようとすると、中国、米国などの国も削減しないとどうにもならんのじゃよ。

 削減義務を負う国々が削減義務を達成しても、排出削減効果は世界全体の2%程度(1990年比)、日本が非常に努力して排出量を半分にしたとしても世界全体の2%程度にしかならんのう。

 もし、中国と米国が1割ほど削減すれば、それだけで世界全体の排出削減効果は4%じゃ。

 どの国も(特に中国、米国)排出削減努力をしないと、二酸化炭素の排出量を抑えられないというわけじゃのう。
関連ページ:
地球温暖化
温室効果ガス
地球温暖化問題に対する取り組み
日本のCO2排出量
気候変動枠組条約締約国会議
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)
関連サイト:
資源エネルギー庁エネルギー白書
資源エネルギー庁パンフレット
環境省
EICネット
電気事業連合会未来への取り組み
国立環境研究所ココが知りたい地球温暖化

エネルギー全般化石エネ原子力再生可能エネ省エネ環境その他

TOPページにリンクします。エネルギー解説集エネルギー教室リンク集