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日本のCO2排出量(2010.11.05)


●日本の二酸化炭素排出量の部門別の割合は、発電部門が約4割、産業部門が2割強、運輸部門が約2割、民生部門が約1割、自家消費が約5%である(2008年度)。
●二酸化炭素排出量の大幅な削減が求められている。

 
図1 日本の部門別二酸化炭素排出量
使用データ:EDMC/エネルギー・経済統計要覧(2010年版)


解説:
 日本の二酸化炭素排出量の部門別の割合は、発電部門が約4割、産業部門が2割強、運輸部門が約2割、民生部門が約1割、自家消費が約5%です(2008年度)。

 また、地球温暖化防止京都会議において、日本は温室効果ガスの排出量を2008年から12年までの期間中に、1990年の排出量より6%削減することを約束しています。さらに2020年までに1990年比25%減を目指すという目標も掲げていますが、逆に1990年に比べ排出量は増えており、大幅な削減が求められています。

参考:
 上記の図では日本の二酸化炭素発生量を二酸化炭素量で表していますが、炭素換算値で表す場合もあります。炭素換算とは二酸化炭素の中の炭素の重さのみ算出したものです。炭素の原子量が約12で酸素の原子量が約16ですので、二酸化炭素量に12/44を掛けると炭素換算値になります。

江音留義(えね るぎ)博士の脱線話:
 日本の二酸化炭素排出量は削減せねばならん。
 ではどうすればよいか?
 考えられる方法は下記のようなものじゃ。

1)化石エネルギーの利用効率を上げる
 例えば、火力発電の効率を上げたり、ガソリン自動車の燃費を良くするということじゃのう。(参照:火力発電の効率運輸部門の省エネルギー

2)化石エネルギーの中でも天然ガスを使う
 石炭や石油のかわりに、より二酸化炭素排出量の少ない天然ガスを使おうという方法じゃのう。(参照:化石燃料別のCO2排出量

3)化石エネルギーを燃やしても二酸化炭素を大気中に出さない
 これは「CO2回収・貯留技術」というやつじゃな。大気中に出さなければ問題ない、というわけじゃ。(参照:CO2回収・貯留技術

4)非化石エネルギーを使う
 二酸化炭素排出がほとんどないといわれている原子力エネルギーや新エネルギーを使おうというものじゃ。(参照:発電方式別のCO2排出量

5)省エネでエネルギー使用量を減らす
 まあ、使う量が少なければ、当然、二酸化炭素排出も少なくなるという訳じゃのう。(参照:日本の省エネルギー政策

6)植林して、緑を増やす
 大気中に出してしまった二酸化炭素を植物の力で吸収して、固定しようというものじゃ。(参照:大気中の二酸化炭素

 まあ、これらの対策を総動員でやらねばならんのう。
関連ページ:
地球温暖化
温室効果ガス
世界のCO2排出量
化石燃料別のCO2排出量
発電方式別のCO2排出量
エネルギー源別のCO2排出量
CO2回収・貯留技術
火力発電の効率
日本の省エネルギー政策
運輸部門の省エネルギー
日本の廃棄物の量
大気中の二酸化炭素
関連サイト:
資源エネルギー庁エネルギー白書
資源エネルギー庁パンフレット
環境省
EICネット
電気事業連合会未来への取り組み
国立環境研究所ココが知りたい地球温暖化
総務省統計局・政策統括官(統計基準担当)・統計研修所統計データ日本の統計

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