各国のエネルギー利用効率(2009.09.29)
●世界の、一人当たりのエネルギー消費量はあまり変化はないが、GDP当たりのエネルギー量は少なくなっている。
●先進国は、世界平均より一人当たりのエネルギー消費量が大きい。
●日本は、一人当たりのエネルギー消費量はヨーロッパ諸国と同程度で、GDP当たりの消費量はヨーロッパ諸国より少ない。
●中国は、一人当たりのエネルギー消費量は少ないが、GDP当たりの消費量は大きい。

図1 各国の一人当たりの一次エネルギー消費量
使用データ:EDMC/エネルギー・経済統計要覧(2009年版)

図2 各国のGDP当たりの一次エネルギー消費量
使用データ:EDMC/エネルギー・経済統計要覧(2009年版)

図3 各国(中国、ロシアを除く)のGDP当たりの一次エネルギー消費量
使用データ:EDMC/エネルギー・経済統計要覧(2009年版)
解説:
近年は、世界の一人当たりのエネルギー消費量はあまり変化はありませんが、GDP(国内総生産)当たりのエネルギー量(同じ価値のものを生み出すのにどの位のエネルギーを必要とするのかを表すもの:エネルギー原単位といいます)を比べると、省エネルギー努力などにより効率化が進み、その値は減少しています。つまり、同じエネルギー量でより多くのGDPを生み出せるようになったのです。
また、先進国は、世界平均より一人当たりのエネルギー消費量が大きくなっています(図1)。
日本は、一人当たりのエネルギー消費量はヨーロッパ諸国と同程度で、GDP当たりの消費量はヨーロッパ諸国より少なくなっています(図1,3)。
日本は、効率の良いエネルギーの使い方をしており、同じエネルギー量でより多くのGDPを生み出している国の一つですが、最近ではその利用効率は横ばいです(図3)。一人当たりでは、世界平均の2倍以上を消費しており、一人当たり1年で石油にして約4トン消費していることになります(図1)。
中国は、一人当たりのエネルギー消費量は少ないのですが、GDP当たりの消費量は大きくなっています(図1,2)。
関連ページ:
●世界のエネルギー消費
●各国のエネルギー構成
●日本の省エネルギー政策
●エネルギー消費原単位とエネルギー弾性値
関連サイト:
●資源エネルギー庁>エネルギー白書
●資源エネルギー庁>個別施策情報
●資源エネルギー庁>パンフレット
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