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スリーマイルアイランド発電所事故(2009.07.07)


●スリーマイルアイランド発電所事故は、1979年3月28日、アメリカのペンシルバニア州で発生した。
●故障と運転員の誤判断、誤操作が重なって事故が起きた。
●周辺住民の受けた放射線量は、がん発生などの影響が全くないといっていいほどのレベルであった。


図1 スリーマイルアイランド発電所事故の概要
出所:(財)日本原子力文化振興財団:「原子力」図面集-2002-2003年版-(2002)


解説:
 スリーマイルアイランド発電所事故は、1979年3月28日、アメリカのペンシルバニア州スリーマイルアイランド(TMI)原子力発電所の2号機(PWR、95.9万kW)で発生しました。

 事故の経緯としては、まず通常の定格運転中に、故障から、タービンの緊急停止(トリップ)が発生し、さらに原子炉も緊急停止しました。
 その際、弁の故障と運転員の誤判断、誤操作が重なり、非常用炉心冷却装置が手動で停止されました。
 このため1次系の水量が減少し、炉心の上部が蒸気中に露出し、燃料の損傷、炉内構造物の1部溶融という事故になりました。

 この事故により、発電所から80km以内に住んでいる住民は、20人・シーベルト(平均で一人当たり0.01ミリシーベルト、最大で1ミリシーベルト)の放射線を受けたとされています。この放射線の量はがん発生などの影響が全くないといっていいほどのレベルでした。

(解説の参考:(財)日本原子力文化振興財団あとみん原子力百科事典ATOMICA
       
資源エネルギー庁エネルギー白書2008
関連ページ:
原子力発電事故の評価尺度
原子力発電所の安全確保のしくみ
自然界の放射線
放射線の人体への影響
関連サイト:
(独)原子力安全基盤機構データベース
資源エネルギー庁なるほど! 原子力AtoZ
電気事業連合会
(財)日本原子力文化振興財団あとみん原子力百科事典ATOMICA
資源エネルギー庁エネルギー白書2008

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