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●石炭は長い間、主要エネルギー源として利用されてきた。 ●石炭は資源量が多い。 ●石炭資源は地域的な偏りが少ない。 ●炭素の割合が大きく、燃やすと二酸化炭素の発生量が多い。 解説: 産業革命以来、石炭は長い間、主要エネルギー源として利用されてきました。日本でも、昭和初期にはエネルギーの3/4が石炭でした。 しかし、第二次世界大戦後に、中東の大油田が発見され、1960年代には主役の座は石油になりました。しかし、1970年代に2度の石油ショックで、石炭が見直されました。 石炭の重要な特徴の一つは、資源量が多いということです。石炭の可採埋蔵量は約9000億トンで、可採年数(=可採埋蔵量/年産量)が155年(BP統計2006年版)と石油などのエネルギー源より長いのが特徴です。 また、日本は石炭の国内供給のほぼ全量を海外から輸入していますが、石油、天然ガスに比べ石炭資源は地域的な偏りが少ないことも、大きなメリットです。 ただし、炭素の割合が大きく、燃やすと二酸化炭素の発生量が多くなるなど環境面での問題があるので、その対策が必要です。 そのため、各国では、石炭をガス化して高効率燃焼させるなど、石炭利用に伴う環境負荷を低減する技術(クリーン・コール・テクノロジー)などの開発や国際協力が進められています。 江音留義(えね るぎ)博士の脱線話: 石炭は「古い」「過去のもの」というイメージを持ってる方も多いとは思うが、実はこれからも十分「現役」なのじゃよ。安くて膨大な資源は無駄にはできないというわけじゃ。 むろん、環境負荷を低減する技術開発が必要ではあるがのう。 まあ、「石炭」も風邪をひいて「咳、痰」などを出す暇などないというわけじゃよ、フォッフォッフォッ。 関連ページ: ●化石燃料とは ●石炭とは ●日本の石炭の輸入 ●クリーン・コール・テクノロジー ●世界のエネルギー資源埋蔵量 ●地球温暖化 ●温室効果ガス ●化石燃料別のCO2排出量 ●エネルギー源別のCO2排出量 関連サイト: ●資源エネルギー庁>個別施策情報 ●(財)石炭エネルギーセンター>石炭ランド ●J-POWER/電源開発株式会社>石炭 |