クリーン・コール・テクノロジー(2009.07.07)
●石炭は資源量が多く安い資源だが、二酸化炭素(CO2)の排出などの欠点を持つ。
●石炭は今後も消費量が増えると予想されている。
●石炭のマイナス面の解決策を総合的に推進していく石炭利用技術がクリーン・コール・テクノロジーである。
表1 クリーン・コール・テクノロジーの考え方
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問題点
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地球温暖化の原因となるCO2の排出が多い
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酸性雨の原因となるSOxやNOxの排出が多い
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固体であるので扱いづらい
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多量の石炭灰が発生する
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↓
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↓
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↓
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↓
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課題
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CO2排出量の削減
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SOx、NOx排出量の削減
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扱いやすさの向上
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石炭灰の適切な処理
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↓
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↓
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↓
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↓
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技術開発
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熱効率向上に関する技術
分離・回収、隔離・貯蔵技術
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脱硫・脱硝に関する技術
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扱いやすさ向上技術
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石炭灰の処理技術
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クリーン・コール・テクノロジー
・石炭ガス化複合発電技術(IGCC)
・超々臨界圧発電技術(USC)
・加圧流動層燃焼複合発電技術(PFBC)
・二酸化炭素の分離・回収、隔離・貯蔵
など
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参考:(財)石炭エネルギーセンター>日本のクリーン・コール・テクノロジー
経済産業省:エネルギー白書 2004年版(2004)

図1 クリーン・コール・テクノロジーの例
出所:資源エネルギー庁>パンフレット>「日本のエネルギー
2008」
解説:
石炭は化石燃料の中でも最も資源量が多く、しかも安い資源であり、今後の世界的なエネルギー消費量の増大につれて、石炭もその消費が増えると予想されています。
しかし、石炭は下記の様な欠点もあり、消費量が増えるとそれにつれてこれらマイナス面も大きくなってきます。
・燃やした時に、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出が多い
・酸性雨の原因となる硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)の排出が多い
・固体であるので扱いづらい
・燃やした後の石炭灰の処分が必要
そこで、これらの解決策を総合的に推進していく石炭利用技術がクリーン・コール・テクノロジーであり、利用可能なものから少しづつ導入されています。
一例として、クリーン・コール・テクノロジーの一つである石炭ガス化複合発電(IGCC:Integrated
coal Gasification Combined Cycle))を紹介します。
この技術は、供給安定性に優れた石炭を高効率、低環境負荷で利用するために、石炭をガス化し、コンバインドサイクル発電(蒸気タービンとガスタービンを組み合わせた発電方式)と組み合わせることにより、従来型石炭火力に比べて、更なる高効率化を目指したシステムで、現在、実用化に向けて技術開発が進められています。
さらに、燃料電池とも組み合わせたトリプル発電システム(IGFC)の技術開発も進められています。
関連ページ:
●世界のエネルギー資源埋蔵量
●石炭の位置づけ
●世界の石炭消費量
●石炭ガス化の歴史
●地球温暖化
●化石燃料別のCO2排出量
●エネルギー源別のCO2排出量
●CO2回収・貯留技術
関連サイト:
●(財)石炭エネルギーセンター
●資源エネルギー庁>エネルギー白書
●資源エネルギー庁>パンフレット
●資源エネルギー庁>個別施策情報
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