|
●石炭、石油、天然ガスなどは大昔の動物や植物が、地下深くで変化したものであるとの説があり、化石燃料と呼ばれている。 ●世界で使われているエネルギーの大部分が化石燃料である。 ●化石燃料は無限にあるわけではない。 ●化石燃料を大量に燃やすことは、酸性雨の問題を起こし、地球温暖化の原因の一つとも言われる。
解説: 私たちは電気やガスなどたくさんのエネルギーを使うようになりましたが、そのエネルギーの中で最も多く使われているのが、石炭、石油、天然ガスなどを燃やして作られるエネルギーです。これら(石炭、石油、天然ガスなど)は大昔に生きていた動物や植物が、地下深くの温度や圧力により変化したものとの説があり、化石燃料(化石エネルギー)と呼ばれています。 化石燃料は使うのに便利なエネルギーであるため、現在、世界で使われているエネルギーの大部分が化石燃料です。しかし、化石燃料は無限にあるわけではありません。例えば石油は、地球にあった利用可能な石油の半分くらいを既に使ってしまったという意見もあり、このまま使い続けると21世紀中に使えなくなるという説もあります。 また、化石燃料を大量に燃やしたため、酸性の雨(酸性雨)が降るといった問題が起きたり、地球が温かくなる問題(地球温暖化)の原因の一つとも言われています。 そこで、化石燃料にかわる新しいエネルギーを使おうという動きや、化石燃料を燃やして出てくる二酸化炭素を空気中に出さないようにしようという動き(CO2回収・貯留技術)なども出てきています。 江音留義(えね るぎ)博士の脱線話: 化石燃料で思い出したが、昔「おじいさんのランプ(原作:新美南吉)」という映画があってのう、これは技術の進歩やエネルギーの移り変わりを背景にした、とてもとても素晴らしい映画だったんじゃよ。 あらすじはといえば、「あんどん(植物や魚からとれた油を燃やして光を得る照明器具)くらいしか灯りのなかった村のおじいさん(その頃は少年)が、町で初めてランプ(石油ランプ)という物を知り、その明るさに感動し村のランプ屋さんになったんじゃ。 そして時代は過ぎ、今度は電気で灯る電灯が村に導入され、時代の変化を悟ったおじいさんが、夜に家にある全てのランプに火を灯して木の枝にかけ、石を投げて壊し、泣きながらランプに別れを告げた。」というものじゃ。 今思い出しても、若いときのおじいさんが泣きながらランプに石を投げて壊す場面は泣けてくるのう。 この作品の背景にある照明機器とそのエネルギーは「あんどん(自然エネルギー)→ランプ(石油)→電灯(電気)」と移り変わっておる。 このように、技術の進歩やエネルギーの移り変わりなどに伴って、ワシらの暮らしは変わってきたんじゃのう。 関連ページ: ●世界のエネルギー資源埋蔵量 ●世界のエネルギー供給 ●石油資源の枯渇 ●地球温暖化 ●化石燃料別のCO2排出量 ●エネルギー源別のCO2排出量 ●酸性雨 ●クリーン・コール・テクノロジー ●CO2回収・貯留技術 ●光合成と呼吸 ●大地と生物 関連サイト: ●資源エネルギー庁>エネルギー白書 ●資源エネルギー庁>パンフレット ●(財)石炭エネルギーセンター>石炭ランド ●J-POWER/電源開発株式会社>石炭 ●石油連盟 ●石油技術協会>石油開発ABC ●東京ガス株式会社>ピピッと!ガス百科 ●国際石油開発帝石株式会社>親子で学ぼう「天然ガス見て知って館」 |