世界のエネルギー資源埋蔵量(2010.11.05)
●石炭、石油、天然ガスなどのエネルギー資源は、資源量に限りがある。
●エネルギー資源は埋蔵地域に偏りがある。

図1 世界の石炭・石油・天然ガスの確認可採埋蔵量と可採年数と確認可採埋蔵量の地域別割合(2008年末)
使用データ:EDMC/エネルギー・経済統計要覧(2010年版)
解説:
石炭の可採年数が100年以上であるのに対して、石油、天然ガスのエネルギー資源の可採年数は100年以下となっており、このままの利用を続けていれば21世紀中に資源が不足し、利用が困難になる可能性があるとの説があります。ただし、資源開発努力により、もっと資源を入手できるとの説もあります。
いずれにせよ、これらのエネルギー資源の資源量には限りがあり、無限に利用できる訳ではありません。また、例えば石油資源は中東に多く存在するなどエネルギー資源は埋蔵地域に偏りがあります。
石炭はこれらの中でも比較的資源量に余裕があり、埋蔵地域の偏りも少ない資源ですが、地球温暖化の問題があり、適切な利用を考えなければいけません。
また、従来型の石炭、石油、天然ガスの他にも、オイルサンド、シェールガスなども新たなエネルギー資源として注目されてきています。
注)確認可採埋蔵量:資源の所在が明らかで、現在の技術で採掘でき、その採掘が経済的に見合うという条件を満たす埋蔵量のことです。
可採年数:ある年の確認可採埋蔵量(R:reserve)を、その年の生産量(P:production)で割った値のことで、通常R/Pで表されます。現状のままの生産量で、あと何年生産が可能であるかを表します。
江音留義(えね るぎ)博士の脱線話:
資源をいつまで採れるかという「可採年数」は上記の注や「埋蔵量と可採年数」で説明しておるように、状況により変化していく数字なので、例えば可採年数が40年、とあっても40年後にその資源がなくなる訳ではないので、注意してくれよな。
関連ページ:
●埋蔵量と可採年数
●石油資源の枯渇
●地球温暖化
●日本のエネルギー供給
関連サイト:
●資源エネルギー庁>エネルギー白書
●資源エネルギー庁>なるほど! 原子力AtoZ>くらしとエネルギー>エネルギー資源の可採年数
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