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日本のエネルギーバランス(2009.11.13)


●日本のエネルギーは大部分を化石燃料に頼っている。
●一次エネルギーのうち、その約4割が発電用に用いられている。
●一次エネルギー供給の約3割がエネルギー転換過程で損失となり失われている。
●最終エネルギー消費の約1/2が産業用、民生、運輸用がそれぞれ約1/4となっている。


図1 日本のエネルギーバランス(2007年度)
使用データ:EDMC/エネルギー・経済統計要覧(2009年版)


解説:
 日本における一次エネルギー供給の内容をみると、その約5割が石油であり、石炭・天然ガスも含めた化石燃料全体の占める割合は約8割であり、日本のエネルギーは大部分を化石燃料に頼っています。

 この一次エネルギーの多くは、発電や石油精製などによりエネルギーの形を電力や燃料の形に変え、工場や家庭などのエネルギー消費者の所に送られています。このエネルギーの形を変えることをエネルギー転換といいます。日本では、一次エネルギーの約4割が発電用に用いられています。

 そして、発電では約6割、石油精製などによる燃料の形での利用では約1割がエネルギー転換過程で失われ損失となり、全体で約3割が失われています。その結果、消費者に届けられるエネルギー量は、一次エネルギーの約7割となっています。

 最終エネルギー消費の内容をみると、その約1/2が産業用であり、民生、運輸用がそれぞれ約1/4となっています。
江音留義(えね るぎ)博士の脱線話:
 図にあるように、日本のエネルギーは全体で約3割が失われておる。そして、その損失の大部分が発電時になされておる。損失というマイナスがあっても、安全で使い勝手の良い電力というエネルギーを得るプラスがあるという訳じゃのう。

 発電などエネルギーの形を変える場合、損失が出るのは必然ではあるが、実にもったいないことじゃ。そこで、電力関係者は、発電効率や送電効率を少しでも上げ、損失を少なくしようと努力をしておるのじゃよ。

 諸君らも、無駄に電気を使わないよう心がけてくれよな。頼んだぞ。
関連ページ:
日本のエネルギー供給
日本のエネルギー消費
日本のエネルギー構成
間接エネルギー
火力発電の効率
関連サイト:
資源エネルギー庁エネルギー白書

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