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●私たちが利用しているエネルギーは、エネルギー資源の起源・特徴などにより分類されている。 解説: 言語学的にいえば、エネルギーとは「仕事をする能力」という意味を持つギリシャ語の「エネルゲイア」から派生した言葉です。エネルギーという言葉は1717年にベルヌーイという人によって使われました。 学校の理科や物理の授業で習うエネルギーはその形態から「電気エネルギー、力学的エネルギー、熱エネルギー、化学エネルギー」などがあり、エネルギーには種々な形があることを示しています。 一方、理科や物理で扱うエネルギーとは別に、私たちが日常利用している石油や電力などのエネルギー(を発生させるもの)は、エネルギー資源の起源・特徴によりいろいろな分類がされています。 (1)一次エネルギーと二次エネルギー 私たちが普段利用しているエネルギーは、原油・ウランなどの様々なエネルギー(を発生させるもの)を電力会社や石油会社などが、使いやすいように形を変え、消費者に販売されたものです。この使いやすいように形を変えることを「転換」といい、転換前のエネルギー(を発生させるもの)を「一次エネルギー」といい、転換後のエネルギー(を発生させるもの)を「二次エネルギー」といいます。 一次エネルギーには石油、石炭、天然ガス、原子力、水力、地熱などがあり、二次エネルギーには電力、ガソリン、都市ガスなどがあります。 (2)最終エネルギー消費 最終消費者に利用されるエネルギーの消費を最終エネルギー消費と呼びます。 最終エネルギー消費には二次エネルギーが利用される場合と、石炭などのように、一次エネルギーがそのまま最終消費者に使用される場合があります。 (3)化石エネルギー 私たちが現在、最も多く利用しているエネルギー(を発生させるもの)は石炭・石油・天然ガスといったもので、これらは大昔に生きていた動物や植物の死がいが、地下深くの温度や圧力により変化したものといわれており、「化石エネルギー」とか「化石燃料」と呼ばれています。 これらは一度使えばなくなるもので、資源量には限りがあります。 (4)再生可能エネルギー 化石エネルギーの様に、資源量に限りがあり、一度使えばなくなるエネルギーの他に、太陽エネルギーや風力、水力、地熱など、再生が可能で、いくら使っても無くならないエネルギーがあります。 (5)新エネルギー 「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネ法)」の政令において決められた分類で、「再生可能エネルギーのうち、その普及のために支援を必要とするもの」として指定されたものです。 (6)石油代替エネルギー 石油に代わるエネルギーの総称で、原子力、石炭、LNG、太陽エネルギー、地熱エネルギー、バイオマスエネルギー、水素エネルギーなどがあります。1973年(昭和48年)と1979年(昭和54年)の過去2度にわたる石油危機(オイルショック)を契機に、1980年に「石油代替エネルギーの開発および導入の促進に関する法律(代エネ法)」によって代替エネルギー供給目標が定められ、石油代替エネルギー対策が進められています。 江音留義(えね るぎ)博士の脱線話: 私たちが日常利用している石油や電力などのエネルギーを考える際のポイントは、いかに「安く、安全に、長く、安定的に」使えるかどうかじゃのう。 化石エネルギーは資源量に限りがあり、地球温暖化の原因といわれている二酸化炭素を排出するので「安全に、長く」という面で懸念があり、再生可能エネルギーの多くは「安く、安定的に」という面で問題があり、原子力エネルギーは「安全に」という面で疑問を持たれている部分がある。 それぞれの欠点を補い、なくす努力が必要ということかのう。 関連ページ: ●新エネルギーの定義 ●いろいろなエネルギー ●日本のエネルギーバランス ●化石燃料とは 関連サイト: ●資源エネルギー庁>個別施策情報 |