日時・会場

日時 平成27年8月28日(金) 14:00~16:00
会場 航空会館 5階 501・502会議室

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報告テーマ

(1)途上国向け高効率石炭火力発電技術

電源開発株式会社
国際営業部
部長代理
宮城 盛邦 様

テーマ(1)について
 弊社石炭火力発電所を視察された途上国の大臣クラスの方々の多くは、日本のクリーンコール技術(CCT)に感心され、石炭が見えなく、煙突からの煙が認識できず、地域住民から受け入れられている発電設備を是非自国に導入したいとの感想を持たれる。途上国の多くは電力系統容量が小さく、系統安定度の観点から発電設備の単機容量が制限されるため、USCなど大型高効率発電技術の導入が困難となる。これらの国々に適した設備検討について、近年実施した中・小型の高効率・環境配慮型石炭火力発電設備の導入調査(FS)の例をもとに紹介する。

(2)インドネシア石炭鉱業の課題と展望

エネルギー資源アドバイザー
田中 一哉 様

テーマ(2)について
 過去10年金融危機を挟んでインドネシア経済の高成長を支えてきた石炭鉱業は、中国など新興国の経済発展の減速や資源価格の下落により正念場を迎えていると言えます。資源バブルの終焉はエネルギー輸入の多い日本など消費国がメリットを受ける一方、インドネシアなど産出国では投資家からの資金流入が大規模であったこともあり、ある程度の企業破綻は避けがたいと見られています。長年インドネシア石炭鉱業の経営に携わってきた講師が、これまでのインドネシア石炭鉱業の取組を振り返ると共に、今後の課題と展望についてご参加の皆様と一緒に考えてみたいと思います。

申し込み方法

申し込みは締め切りました。



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